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ステキなお手本がいたら、ノートに自分の終わり際を書いてみる

仕事が出来るスーパー職員な同僚が退職されました。

もう悲しすぎる。

同僚は仕事は早いし、知識も豊富だし、信頼されてるしで、本当にスーパーな職員で。

そんな仕事ができる、信頼されてる人の退職日について感じたことを、今回は書いています。


■スーパーな同僚の退職日

ここでは仕事ができるスーパー同僚をAさんとしますね。

Aさんの退職日。

定時間際には職場の他の同僚たちが列をなして、Aさんに挨拶とお礼を伝えていました。
もちろん自分もその列に並んで。

「あの時のことで、お礼を言おう」
「Aさんみたいに自分もバリバリ働いて頑張るって伝えたい!」

Aさんにまつわる、あれやこれやを思い出しながら、何を伝えるかを直前まで熟考。

感謝の気持ちを十分に伝えきれてなかったと思うけど、Aさんには自分の気持ちを伝えて、お礼を言いました。


今までいろんな人が退職されたり、異動されたりで送別の挨拶をしてきて、感じたことがあります。

それは「信頼されてる人って色んな人から挨拶だけじゃなくて、エピソードを伝えられてるよな・・・」ということ。

「お世話になりました。」みたいな挨拶だけではなくて。

「あの時は助かりましたよ」とか。
「最初の印象はこんな感じで~」とか。
「このお仕事大変でしたよね~」とか。

挨拶もするんだけど、今までのエピソードを同僚たちから伝えてもらってる。

やっぱり信頼を積んで仕事をされてきた人って、自分だけじゃなくて みんなもそう思ってるんですよね。

Aさんを見習いたいと感じた場面が、また増えました。


■自分の退職日はどんな感じかしら・・・

人が退職の挨拶をされてるのを見ると「さて、自分の時はどんな感じになるのかしら・・・」と想像してしまいます。

理想はもちろん、同僚に温かく送り出されることだけれど。

「どんな風に歳を重ねて仕事をして、どんな引き際にしたいか」

Aさんを見て頭の中で言葉が出てきたのでノートに書き出してみました。


勇退とまではいかなくても「頑張ったな」と思えるように辞めたいな。
定年退職か、急な退職かでも話が変わるけど、もし定年まで働けたらどんな60代で働きたいかな。
育児中のママさんは積極的にフォローしたいな・・・。

上記のようなメモがつらつらと出来上がりました。

そしたら辞め時というか、「どんな風に働いて年を重ねたいか」がぼんやりと出てきて。

普段そんな何十年も先のことを考えたりしてなかったので、思わぬ自分の考えを発見できました。

終わり際を考えるってなんかネガティブになってしまうけれど。

「良い終わり方」をしている人を見ると、自分も頑張ってみようかなと思えるんですよね。

もし身近にいいお手本の方がいたら、ノートに「自分の終わり際」を書いてみると新しい発見があるかもしれませんよ。

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