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令和時代のお金の作り方 好きなことで稼ぐために知っておく大事な4つのこと

A. はじめにのはじめに

◎ 常識という言葉の恐怖

   日本の平均年齢は48歳となり*1、少子高齢化が年々進んでいます。イーロンマスクも「このまま出生率低下に歯止めがかからなけけば日本はいずれ消滅する」とツイートしており、日本が衰退していくのは常識とされています。

 これは本当なのでしょうか?

 日常会話やメディアで「そんなの常識です。」といった言葉を使ったり、耳にしたりします。

「そんなことも知らないの?」とか「当たり前だよ」などという言葉は,
異なった意見を持つを説き伏せる最高の言葉です。

 この言葉を言われたらどんな気持ちになるでしょう。

「あっ、知らなかった。」
「そうだったんだ。」
「勉強しとかなきゃ!」
など自分が無知なことに対して負い目を感じて、常識と言われる情報を必死に集めようとします。

しかし、常識は時代の流れによって変わっていきます。

「16世紀ごろ地球は止まっていて空が回っている」と、誰もが信じていました。
ところが、ある時をきっかけに地球が回っていることがわかると、それまで信じていた常識は一変しました。

常識とはそもそも何なのでしょう?

辞書には「一般人が持ち、また、持っているべき知識。専門常識ではない。」と難しく書かれています。

私の解釈はこうです。
常識とは、民主主義における多数決によって生み出されたマジョリティということです。
つまり、多数決で信じる人が多ければ多いほど「常識の濃度」が高いのです。
 

しかしこの常識は、恐い一面を持っていることに気づかされます。

どういう事かというと、今の時代はスピード社会となってきています。
つまり「新しい考え方」がどんどん生まれて来て新陳代謝が激しくなっているのです。

エスカレーターに乗る時、右側に立ち止まりますか?(関西の場合は左側)
最近、埼玉県で全国初の条例が施行されました。それは、エスカレーターの乗り方に関することで、片側に止まるのではなく、両側に立ち止まろうという条例です。
実際混雑している場合は両側に立ち止まった方が、一度に多くの人が移動できるとされていますが、駅のエスカレーターを見ると大多数の人が片側に立っています。
急いでいる人を思いやるという気持ちもあるかもしれませんが、片側に立つべきだという「常識の濃度」が高く、両側に立ち止まるという「新しい考え方」に移行できていないというのが現状でしょう。

まさに、昨日まで信じていた常識が覆っていることがたくさんあるのです。

ダイエット、食生活、病気予防、健康、医療などは特に変わりまくりです。
最近では、貧乏ゆすりが体にいいなんてことも… 

インターネットの世界もどんどん新しいサービスが生まれる一方で、姿を消していくものもどんどん増えてきます。
時代の進歩とともに、キリがないくらいにどんどん常識が変わっていくのです。

なかでも恐ろしいのは、ビジネスや生活におけることを自分の親に相談することだと思います。

相談することは一見すると、いいようにも見えますが親世代が持っているのは昭和の常識です。
私たちが生きているこの時代はもう令和なのです。

この令和の時代に平成や昭和の常識を持ち込むのは、誰が考えても無理があるでしょう。

特に、ビジネスにおいては常識にとらわれない方がいいのです。

「あの人は常識ハズレだ!」

と言われても、その人が成功したら、昨日まで変人扱いしていた人が、突然手のひらを返したように「すごい」とか言い出したり、「前から友達だった」と媚を売ってきたりもしくは成功したことに対して、妬みを持ったりします。

その昔、ライト兄弟は狂った奴らだと変人扱いされていました。ところが、ある時をさかいに賞賛されるようになるのです。

常識は、多数決で数が多いほど「常識の濃度」が高くなる、常識は時代と共に変化するという二面性があることを理解しておく必要があります

お金を作り出すためにはこの常識を理解することの重要性をを外すわけにはいかなかったので、はじめにのはじめにとしてお伝えしました。

*1    参照:World Population Review

B.  はじめに

・自分で稼げる様になりない
・好きなことをお金にする方法がわからない
・やりたいことがあるけど、お金がない」
・資格はとったもののどうしていいのかわからない
・タダではやるけど、お金を払ってまでやる気がしない
・ネットでビジネスしている人は怪しい

このようにお金やビジネスへの興味や関心が増えるとともに、悩みも増加しています。特に収入を増やすことへの関心が強く、このテキストを作成しているまさにこのタイミングで岸田内閣から「所得倍増計画(案)」が発案され、政府も国全体の問題とし政策を進めていることがわかります。

会社で働いていても、給料が全然増えない。
それを改善するため副業を探し、自分でビジネスを始める人も多くなってきました。
しかし、ほとんどの人はうまくいきません。
私のクライアントにも全く稼げないと言っている人はたくさんいます。
その一方で、副業でサラリーマンの収入よりを遥かに多くのお金を稼いでしまう人もいます。

この差は何なのでしょうか?

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