見出し画像

投資信託は絶対に銀行で買うな!

こんにちは、皆さん。お金の学校®️の学長です。今日は、投資信託を銀行で購入することについてお話ししたいと思います。タイトル通り、私のアドバイスは「投資信託は絶対に銀行で買うな!」です。これは一見、過激な意見に聞こえるかもしれませんが、具体的な理由があります。この記事を最後まで読んでいただければ、その理由がわかるはずです。

まずは、投資信託がどのようなものか、簡単におさらいしましょう。投資信託とは、多くの投資家から集めた資金を一つの大きなファンドとして運用し、その利益を分配する金融商品です。プロのファンドマネージャーが資金を運用するため、自分で株式や債券を選んで投資するよりも手軽に始められることが魅力です。

しかし、銀行で投資信託を購入することにはいくつかのデメリットがあります。以下に、その主な理由を挙げていきます。

1. 高い手数料

銀行で投資信託を購入すると、高い手数料がかかることが多いです。具体的には、購入時の手数料(購入手数料)や保有中の手数料(信託報酬)があります。これらの手数料は、投資のパフォーマンスに大きな影響を与える可能性があります。

銀行は、販売手数料として高額な手数料を設定することが一般的です。この手数料は購入金額の数%にもなることがあります。たとえば、100万円の投資信託を購入する際に3%の手数料がかかる場合、3万円が手数料として引かれます。これだけでも、かなりのコストになります。

また、信託報酬も重要です。これは投資信託の運用管理費用として毎年支払うもので、年間の運用益に対して1%以上になることが多いです。手数料が高ければ高いほど、投資のリターンが減少し、最終的な資産形成に悪影響を与えます。

2. 限られた商品ラインナップ

銀行で取り扱っている投資信託は限られていることが多いです。銀行は自社や提携する金融機関の商品のみを取り扱うことが多く、そのため、選択肢が限られてしまいます。投資信託の種類や運用方針は非常に多岐にわたりますが、銀行ではその一部しか提供されていないため、自分に最適な投資信託を見つけることが難しくなります。

オンライン証券会社や独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)を利用すれば、もっと幅広い選択肢の中から最適な商品を選ぶことができます。自分の投資目的やリスク許容度に合った商品を見つけるためには、多くの選択肢から比較検討することが重要です。

3. 利益相反のリスク

銀行の営業担当者は、自社の利益を優先することが多いです。銀行は投資信託の販売で手数料収入を得るため、高い手数料の商品を積極的に勧める傾向があります。これにより、必ずしも投資家にとって最適な商品が勧められるわけではありません。

また、銀行の営業担当者はノルマを達成するために、必ずしも投資家の利益を最優先に考えた提案をするわけではありません。彼らの報酬は販売成績に連動していることが多いため、手数料が高い商品を売ることで自身の評価や収入を上げる動機があります。これは、投資家にとって不利益をもたらす可能性があります。

4. 適切なアドバイスが得られにくい

ここから先は

1,172字

ベーシックプラン

¥500 / 月
初月無料
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?