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都月狩【サモンナイト 私だけの王子さま】

サモンナイト小説2冊目です📗✨

1冊目の小説が期待以上に良くて、
サクサクと2冊目に手が伸びました🙌

サモンナイト2の後日譚との事ですが…
サブタイトルの『私だけの王子さま』って
どういう事なんだ😳?!と

購入した時からの最大の謎であり、
遂に解き明かす時がやって来ました😆🎉


サモンナイト2のプレイ思い出

サモンナイト2は主人公トリスでプレイし、
護衛獣はバルレル、エンディングはアメル
が一番最初のクリア思い出ですね🌝💓

初クリア後はものすごく悲しくて、
アメルエンディングの最後の最後では
涙ぼろぼろでした🥹

当時小学生の私には、
キャラ達の濃密な感情が刺さり過ぎて
将来の夢は声優!などと掲げた事も😌

そこまで感動できたのも、
前作で魔王エンディングを迎える
失態を起こした反省から、

1つ1つの戦闘を丁寧に戦い抜き、
精鋭8人を熟考しながら育て、
一切のカルマ要素を排除し、

とにかく没頭して夢中になって
プレイしてたからです😭💓

2も初プレイはPlayStationで、
姉の友達からソフトを借りてました🎮

DS版が発売されたら即効購入して、
またトリス、バルレル、アメルで
プレイしましたが、

DS版はフルボイスじゃないので、
DS版クリア後は無性に寂しくなりました🥺

フルボイスのダウンロード版の配信、
もう一度やってくれないかな〜🥺

などと思い出に浸りながら、
ページをひらり📗👀

⚠️以下、ネタバレ注意⚠️

序章ーOld Promiseー

サブタイトル『古い約束』との事ですが、
冒頭からこれは本当にサモンナイトか?!
とドキドキしてしまいました🌝💓

【リィンバウム前史】を読んで、
サモンナイト2の思い出にも耽って、

サモンナイトの世界観を落とし込み
いざ、本編へ!と思ったら、

恋愛モード全開の冒頭に
純愛耐性の低い私はドキドキしちゃって、
(漫画本は平気なのにね)

予想外の始まり方にもう一度表紙を
確認しました📗👀

外見的にも強い女性キャラが8割で、
守られてるだけなんて嫌という女性が10割な
サモンナイト2の女性面子と比べると、

表紙に載っている冠被った女性は
確かに、儚げで儚げで儚げだなぁ👑👀

御伽話の様なメルヘンな純愛に出て来た
お相手の騎士様と言うのは、

表紙にも載ってるし、
トライドラの最後の騎士となった
シャムロックなんだろうな〜⚔️👀

ここに、恋愛音痴のトリスが関わるって
ヤバすぎない😂?!

再会の街にてーTrouble Makersー

冒険が終わった後のタイトルで、
『再会の街にて』って素敵だなと
思っていたのに、

サブタイトルが『トラブルメーカーズ』って
弄ってるでしょ😂

誰が集まったのだろうか、
どれどれ📗👀

「おっそおぉぉーい‼︎」
 突っ込むような勢いで、木製の扉を開けて飛びこんだ途端、店いっぱいに響き渡るほどの叱責が、トリスに向かって浴びせかけられた。
 その声の主は、金髪の小柄な少女だ。
 見るからに仕立てのいい服を着た、良家のお嬢様ーただし、その胸元に飾られているリボンだけが、どこにでもある安物なのが少し不自然だった。もっとも彼女にとっては、それは勲章のようなものであり、大切な宝物であるのだが。

都月狩【サモンナイト 私だけの王子さま】
P37-P39より引用

ああ!この声の主は、ミニスちゃん🧹

前作小説を読んでからのこの場面描写は
とてもとても感慨深いものがあり、

『勲章』や『宝物』と思ってくれてる事に
うるっと来ちゃって、
ミニスエンディングを絶対プレイしよう!
と決めた瞬間でした🥹🎮

再会の場に集まったのは、
トリス、バルレル、ネスティ、ミニス、
ケイナ、パッフェルです🚪🍀

ネスティを除いては、
日常的にトラブルメーカーな人選😅

会話もごちゃごちゃ、わちゃわちゃ、
サモンナイト2の面子ってみんな活発で、
お祭り騒ぎの様な会話が戻って来ました😆

ここで問題になったのが、
フォルテの不在🗡️

ケイナの顔が険しくなります😨

決意の仮面ーFencer's Masqueradeー

フォルテ不在理由の
仮面武闘大会会場に到着する面々⚔️

「うひゃあ、立ち見の席の方なんて、今にも潰れちまいそうじゃねェかよ」
 下方に広がる人の波を見て、バルレルはげっそりした。
「まさか、あんなトコまで潜り込んで探すなんて言うんじゃねェだろうなァ?」
「そのつもりだけど」
 さも当然のように、トリスはバルレルを見る。
「バカ言ってんじゃねェぞ、おいッ⁉︎」
「失礼ね⁉︎あたしはいつだって本気よ‼︎」
 ぎゃあぎゃあ言い争いを始める二人を見て、保護者であるネスティはため息をつく。

都月狩【サモンナイト 私だけの王子さま】
P86より引用

バルレルの突っ込み直球すぎ😂

ゲーム本編でもバルレル登場シーンは
会話も感情も乱れがちで、

さすが狂嵐の魔公子は良い働きをする!
と楽しませてもらってますが、

バルレルが乱す時もあれば、
バルレルが乱される時もあって、

狂嵐してるな〜と可愛く愛でてます🥰

そしてこの後しっかりと、
トリスのペースに乗って護衛してます😈

しかしファミィとエクスが登場すると、
きな臭い武闘大会に見えてくるのは
なぜだろう🤔⁇

それぞれの戦いーBlade&Prideー

一悶着、ニ悶着あって、ようやく
問題の当人の決意を知るトリス🪄

読者は『再会の街にて』のトリス達帰宅後に
パッフェルが手を打っていた事を知ってるので、

トリスの一悶着、ニ悶着劇場には
ご馳走様でしたと手を合わせるのです🙏

サモンナイトの良いところですよね😋

「あたしたちに相談してくれなかったのは、正直悔しいけどね」
 それでも彼女が、今の状況から逃げるのをやめたことは間違いない。
 そして、ケイナはフォルテを問いただすのではなく、別のやり方を選んだのだ。
 逃げ場のないこの舞台で、真っ向からぶつかりあうという形で。
「だから、あたしは見守ることにするよ。どんな決着がつくことになっても、二人が出す結論を見守ろうって思うの」
 あの時、二人が自分たちを見守ってくれた時と同じ立場を、トリスはとろうと思う。
 目をそらすのではなく、距離を置いて見守っていくこと。
 その行く末が、きっと最良の答えになると信じ続けること。
 それもまた、仲間としてのあり方のひとつであるはずだった。

都月狩【サモンナイト 私だけの王子さま】
P148より引用

うんうん🌝
トリスは目を逸らしたり、逃げたり、
そういうのが駄目だと思って走り回ってただけで、

ちゃんと距離を置いて見守るって事も出来る子に
成長していますね🥹💓

他人には簡単な芸当ですが、
大好きな仲間相手には
幸せを願うためとても難しい事です🍀

そしてこの物語は、本編も楽しめますが、
ちょいちょい挟まれるサブシナリオで、
ファン大興奮な情報を追えるのです✨
(作中ずっと明言されずに、匂わせられます)

至源なるものーOnly Replyー

ここでフォルテとケイナが
試合に登場しない事態が!

トリスは再び駆けずり回ります🏃‍♀️

読者は既に2人がなぜ表舞台に出ないのか
知ってるので、いってらっしゃーい👋と
気軽に送り出すだけです📗👀

護衛獣のバルレルは今度は1人で行かせた事で
職務怠慢だとミニスに突っ込まれますが、
パッフェルも同罪だと華麗にパスします😈

 苦笑して、ネスティは言った。
「トリスにしろ、あの人にしろ、見守る側からすれば厄介な相手だ。行動に一貫性がないうえに、どんどん一人で物事を決めていってしまうんだからな」
 昔はそのせいで、自分も随分とイライラさせられたものである。
「ある程度は達観して見ておかないと、正直やってられないだろうさ」
 意外なその発言に、一同は目をまるくした。
「もっとも、いざ本人を目の前にすると、どうにも寛容になれないのは事実だがな」

都月狩【サモンナイト 私だけの王子さま】
P198-P199より引用

保護者ネスティの発言にみんな目を丸くして、
通常だったらこれで会話終了と思いますが、

今回はバルレルが居ます😈

とんでもない例え話を投下して、
一同のほっこり気分を害するのでした😈

終章ーNew Oathー

武闘大会も無事に華麗に終了し、
ケイナとフォルテの喧嘩も終了し、
サブストーリーの匂わせも終了し、

再び恋愛モード全開の純愛物語が
紡がれます💓

めでたし、めでたし✨

いやあ!現在、遅れて急いで
サモンナイト4をプレイしてる次第ですが、

リィンバウム自由騎士団の4に繋がる活動は
この小説内でのシャムロックの活躍があって
からこそだったのだと、

感慨深い思いで胸いっぱいです😭💓

サモンナイトファンの方々には、
是非とも小説も読んで欲しいです📗✨

わちゃわちゃ楽しいだけじゃなく、
ゲームで語り尽くせなかった
世界観や人物設定の裏話が
わんさか出て来ますから👑

ちなみにサモンナイト小説、
👇一冊目はこちら📙👇


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