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『チャイコフスキーの妻』9/6(金)公開

旋律から戦慄へ――

天才作曲家の “世紀の悪妻”アントニーナ
心をさいなむほどの狂愛を鬼才キリル・セレブレンニコフが衝撃の映像化

第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された、鬼才キリル・セレブレンニコフ監督の日本公開最新作『Tchaikovsky's Wife(原題)』が邦題『チャイコフスキーの妻』として、2024年9月6日(金)より新宿武蔵野館シネスイッチ銀座アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。

フランスで異例の大ヒット!天才作曲家チャイコフスキーを盲目的に愛した“世紀の悪妻”アントニーナ。その知られざる実像に迫った衝撃的な伝記映画

「白鳥の湖」「くるみ割り人形」などで知られるロシアの天才作曲家、ピョートル・チャイコフスキー。かねてから同性愛者だという噂が絶えなかった彼は、恋文で熱烈求愛する地方貴族の娘アントニーナと、世間体から結婚する。しかし女性への愛情を抱いたことがないチャイコフスキーの結婚生活はすぐに破綻し、夫から拒絶されるアントニーナは、孤独な日々の中で狂気の淵へと堕ちていく…。

女性の権利が著しく制限されていた19世紀後半の帝政ロシアを背景に、チャイコフスキーが同性愛者だったという、ロシアではタブー視されてきた事実を明確に描き、夫婦間の知られざる真実に迫る本作は、第75回(2022年)カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、名だたる批評家たちの賛辞を獲得。絵画的な映像美や流麗なカメラワークなど、型破りなまでに刺激的な映像世界も話題を呼び、フランスでは17万人超を動員する大ヒットを記録した。

世界が注目する、カンヌ国際映画祭の常連キリル・セレブレンニコフ監督が描く。観る者の心をかき乱す、残酷な愛の物語

歴史上まれに見る悪妻という汚名を着せられたアントニーナの実像を、史実に従いながら大胆な解釈を織り交ぜて描いたのは、『LETO -レト-』『インフル病みのペトロフ家』の鬼才キリル・セレブレンニコフベン・ウィショー主演の最新作『Limonov: The Ballad(原題)』が、第77回(2024年)カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映され、大きな反響を呼び起こすなど、今世界から最も注目される映画監督の一人だ。監督は本作の制作に当たり、「この映画の真髄は愛にあります。異なる形の愛の物語を描く映画を作りたかったのです。」とコメント。チャイコフスキーに疎まれながらも想い続ける、“世紀の悪妻”アントニーナの残酷な愛のかたちとは――。観る者の心をかき乱す、ラストの狂乱のダンスシーンも見逃せない。
 
このたび、日本版ポスタービジュアルと場面写真が解禁となります! 
今回、『チャイコフスキーの妻』の日本版ポスターが完成、場面写真とあわせ初解禁された。日本オリジナルとなるポスターには、旋律から戦慄へ――」というキャッチコピーが添えられ、チャイコフスキーと、彼に触れたいとばかりの表情を浮かべた恋焦がれるアントニーナの横顔が切り取られる。チャイコフスキーとアントニーナの間には2人の心の距離を表す黒い隔たりがあり、その闇の中に置かれたアントニーナの姿や赤黒いインクで綴られた「Wife」の文字は、彼女の狂気的な愛の不穏な行く末を予感させる。


『チャイコフスキーの妻』2024年9月6日(金)より、新宿武蔵野館シネスイッチ銀座アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。

『チャイコフスキーの妻』
監督・脚本:キリル・セレブレンニコフ 出演:アリョーナ・ミハイロワ、オーディン・ランド・ビロン、フィリップ・アヴデエフ、ユリア・アウグ
2022年/ロシア、フランス、スイス/ロシア語、フランス語/143分/カラー/2.39:1/5.1ch 原題:Tchaikovsky's Wife 字幕:加藤富美 配給:ミモザフィルムズ
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