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『チャイコフスキーの妻』宮本亞門、ブルボンヌ、上田洋子ほか各界より絶賛コメント到着&本編映像解禁!

第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された、鬼才キリル・セレブレンニコフ監督の日本公開最新作『Tchaikovsky's Wife(原題)』が邦題『チャイコフスキーの妻』として、2024年9月6日(金)より新宿武蔵野館シネスイッチ銀座アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。

各界著名人からも絶賛コメントが続々到着!

和田彩花(アイドル)、奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)に続いて、宮本亞門(演出家)、ブルボンヌ(女装パフォーマー)、上田洋子(ゲンロン代表、ロシア文学・演劇研究者)、naco(厳選クラシックちゃんねる)、ほか各界の著名人からも本作へ絶賛の声が続々到着!

演劇界からは宮本亞門が「魅力に溢れつつも、実に恐ろしい映画だった。演劇出身のロシアの奇才キリル・セレブレンニコフ監督が2つの分かりあえない愛を描く。当時マイノリティとして社会から排除された2人が己の生存のための見返りを求める愛ゆえ、主人公は自らを傷つけ狂気の世界へ誘われる。キリル監督は同じチャイコフスキーを描いたケン・ラッセルの『恋人たちの曲 悲愴』とは違い、あえて現代人の分断と苦悩を等身大で描いているかのようだ。私には祖国を愛するがゆえに、反逆者とされたキリル氏と重なってうつる問題作だ。」とコメント。ブルボンヌからは「男性のための社会、世間体のための結婚が生み出す、愛されない苦しみ。執着に蝕まれる妻が見た絶望と狂気の世界は、現代のロシアにも続く男根主義の牢獄だろうか。」、上田洋子からは「人間は完璧じゃない。天才でさえも。ロシアを追われたセレブレンニコフ監督がチャイコフスキーのタブーに挑む。かつて女性の欲望がこんなに深く美しく醜く描かれたことがあっただろうか。」と絶賛のコメントが寄せられた。

また、<死んだはずのチャイコフスキーが蘇る>冒頭のシーンが解禁。


天才作曲家チャイコフスキーが急死したのは、1893年。映像は、葬儀の重々しい空気の中、アントニーナがチャイコフスキーの亡骸が横たわる斎場に到着すると、突如チャイコフスキーが息を吹き返す。そしてアントニーナに詰め寄り、「お前が欲しかったのは妻の座だけだ!」「こんな茶番を演じるのが私の人生とは」と、怒りの言葉を浴びせる。現実と妄想の狭間でもがき苦しむアントニーナの視点で再解釈された、残酷な愛の物語がいま幕を開ける――。

本作で撮影を担当したのは、2021年カンヌ国際映画祭で芸術的貢献を認められた技術者に贈られる、バルカン賞の受賞歴もある撮影監督ウラジスラフ・オペリヤンツ。ニキータ・ミハルコフ監督の『12人の怒れる男』(07)、『遥かなる勝利へ』(11)などの撮影監督として知られ、セレブレンニコフの過去作でも撮影を担当してきた。鬼才セレブレンニコフとベテラン撮影監督オペリヤンツが共に創り上げる、現実と虚構の垣根を取り払う驚異の長回しの演出も見どころだ。

『チャイコフスキーの妻』2024年9月6日(金)より、新宿武蔵野館シネスイッチ銀座アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。

『チャイコフスキーの妻』
監督・脚本:キリル・セレブレンニコフ 出演:アリョーナ・ミハイロワ、オーディン・ランド・ビロン、フィリップ・アヴデエフ、ユリア・アウグ
2022年/ロシア、フランス、スイス/ロシア語、フランス語/143分/カラー/2.39:1/5.1ch 原題:Tchaikovsky's Wife 字幕:加藤富美 配給:ミモザフィルムズ
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