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躁鬱人が常に複数のことをやりたがる理由。(ぐるぐるバット理論)

躁鬱人の特徴として、一か所に落ち着けないとか
一つのことだけを続けることが苦手だったりする。

私もさいたるもので、
特に何か『これをやらねば』ということが出来ると
なぜか神経はそこに異常にむかっているのに
次から次へと、別の行動をしてしまったりもする。

たとえて言うならば、あの昔流行ったぐるぐるバットみたいな。

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(平成っこたちのために補足しておきますと
バットの先端におでこをつけて、反対側を地面につけて
10回とか指定された回数、バッドを軸にしてぐるぐる回るんです。
そして、遠心力で平衡感覚マヒしたところで、
走ってゴールを目指すのですが、生きたい気持ちはモリモリなのに
みんな笑っちゃうくらいに行きたい方向にいけずに
どんどんゴールから遠ざかっていくという昭和のゲームです。)

現に今も、わたくし本当はすっごいやりたいことがあるんです。

でも、なぜか2番目にやりたかったこのnoteを書いています。

専門家ではないので、なぜこのような行動になるのかは
科学的にはわからないけど

当人の感覚としては、一番やりたいこととか本質的な部分って
なんか恐れだったり、またはすごい楽しみとか一番好きなものを一番最後に食べる心理みたいなものがこんがらがっているような気がします。

もしくは、昔は一番やりたいことをどんどんやっていた気がするから
その結果、それがいい結果にならなかったり、傷になるような経験に変わっていたりして、脳がそれを覚えていて、自己防衛てきな対処で実は一番やりたいことをすることに何かしらの防衛本能が働いているのかもしれません。

いずれにしても、躁鬱人はきっと
躁の時のぶっちぎりの行動力で色々なことに挑戦し
結果的に人よりも多くの挫折経験をしているんだと思います。

それゆえ、またあの興奮を覚えるような興味を覚えた瞬間に
鼻息荒く取り掛かりたい自分と、それを『やめときなはれ。また痛い目にあって落ち込むのがおちや。』という理性の脳とのせめぎあいが起きているものと推測されます。

でも、もうアドレナリンはバンバン放出されてますから
とりあえずやりたかったことリストの中から

適当なものを順番にやってしまう。

でも、本当はほかに一番やりたいことがあるから
他のどれも長続きしないで、ころころと別のことをやり続ける。

といったところだと思います。

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はい。なんとなく自分の不可解な行動のシステムはわかりました。

じゃあ、これからどうしたらいいのよ?
この一人ぐるぐるバット状態を

というところだと思うのですが、
先ほども言いましたが専門家ではないので、ぶっちゃけわかりません。(笑)

でも、まずは理由が知れて、自分だけじゃないんだってわかっただけでも
苦しみは半減です。ふう。

そして私が思うに、
とりあえず、飽きるまでその一番以外のことをやってみたらいいんじゃないかと。

自分の経験からいうと、結果的に一番やりたいことよりも
2番目3番目以降の、力抜いてやってきたことのほうが

まあまあ結果だしてるんです。(笑)

そして、まあまあ誰かの役に立ってたり喜ばれたりして。

きっと、無駄な力みがないからなんだと思います。

でも、それをやることで本当にやりたいことへの情熱も高まります。

なのでそれはゆっくりと2番目3番目をやっている合間に
すこしずつ時間を割いて、積み重ねていけばいいんじゃないかと。

きっと鼻息荒く、アドレナリンのみで作り上げたものって
自己満足が強かったり、もろくも崩れたりしがちです。(自己経験)

ほら、ぐるぐるバットだって
あのよろよろと足がもつれて斜めっちゃいながらも
必死で進んでるじゃない?

あの時だって、足は言うこと聞かなくても
目はゴールをずっと見据えてるのよね。(急に来るおネエキャラ)

で、運動会で張り切ってゴロゴロ転びながら笑いをとるおじさん
結果かならずゴールにはたどり着いていたじゃない?

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そーゆこと。(どーゆーことよ)

目的と足が一致していなくても
よろめいて転んで、周りから笑われても
結果は一緒。

だったら、笑いとれる人生のほうがなんだかおもしろいじゃない。

躁鬱人。
いじらしくて、最高じゃない。

躁鬱人として生まれたからには
ともに、謳歌しましょ。(オネエで終わるパターン)

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