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2018/08|一人旅(2日目)弘前で「こぎん刺し」体験

(2018/08/某日)記。

【2日目ザックリ予定】
青森→弘前
 弘前市探検
 「こぎん刺し」体験
弘前→秋田へ移動

◇◇◇
以下、「紙ツイッター」より抜粋。

3時30分に目が覚めた。
風雨が窓を叩いている、嵐のようだ。つくづく、雨女である。

無茶苦茶寒いので、とりあえず服の上からホテルの浴衣を羽織って、近くのファミマへ雨合羽を買いに行く。雨合羽をコート代わりにすることにした。なかなか暖かい。

半袖着ている方がおかしい。そんな気温。普通に秋服がいい。コート代わりに雨合羽が意外とイイ感じ。

弘前駅。
「こぎん刺し」のデザインがあちこちにある。見つける度に嬉しい。

とりあえず「虹のマート」へ。

2018年08月撮影|虹のマート

無料の衣服を積んだ店を発見。ちょっとためらったけど、漁ってみたら長袖の服を見つけたから、それをもらって半袖の下に着た(あったかい!!)。魚臭くて、すごいウケた。

「こぎん刺し」体験の時間まで、弘前市探検。まずはお城かな。けっこう歩いた。途中でリンゴのオブジェを見つける。カワイイ!

2018年08月撮影
2018年08月撮影|弘前城

桜が有名らしいけど、緑もイイ感じ。雨上がりで、ちょっと色が濃く見えるのが良い。時々現れる赤色の橋が、緑とコントラストになっていてキレイ。どちらの色も、お互いを引き立てあっている感じ。

2018年08月撮影

「岩木山」?を見た。山を雲が覆っていたので、少し待ってみることにした。10分くらい待ったら、雲の笠をかぶったような山を写真におさめることができた。

2018年08月撮影

「しまや」さんに30分早く着いてしまったけれど、快く迎えてくださった。

2018年08月撮影|しまや

これをやるために青森へ来た。楽しい!手取り足取り、一から教えて下さる。手芸が(なんとなく)好きなのは、きっと祖母と母の影響か。「こぎん刺し」はけっこう難しかった。これを、昔の人は図案無しでやるとは…!

2018年08月撮影|こぎん刺し ワークショップ

昔の布は目が細かったから、自然と細かい模様の「こぎん」になる。はー!なるほどって感じ。

野良仕事の後、夜中に集まってチクチク縫い縫い。周りと見比べながら、互いに向上心を出し合って、複雑でカッコイイ図案を考える。

基本的に、籠を担いだりして布地が薄くなってくるようなところを糸で補完し、擦れる部分を糸だけにする。

藍染も、繰り返すことで防虫効果が高まる。染め続けると、真っ黒になるらしい。昔は仕方なく使っていた色らしいけど、紺地に白糸はカッコイイと思う。

「体育でスキーをやる」とか「学校の書類に、春夏と秋冬の2パターンの通学方法を書く欄がある」というような、北国の学校ならではの"普通"を教えてくれた。

出来上がった「こぎん刺し」は、くるみボタンにしてくれた。

結んでいたヘアゴムがちぎれかかっていたから、さっき作ったヘアゴムを使う。ナイスタイミング!

2018年08月撮影

今日の宿がある秋田へ向かう。

2018年08月撮影|JR秋田駅

夕日の暖かい色が、初めて来た、見たことのない地を、懐かしく思わせる。

私の座っている場所から見える向かいの窓に、赤く染まった雲が漂っているのが見えるのだが、さらに別の窓の向こうに浮かぶ赤い雲が、窓ガラスに重なって映る。赤をさらにうえからグレーズしたように見える、色の重なり。

あれ、いつの間にか車内アナウンスが「上り」になっていた。

各駅に停車する度に、人って色んな所に住んでいるんだなと思う。

大量の高校生たちと一緒に、十文字駅に降り立つ。

2018年08月撮影|Hostel&Bar CAMOSIBA

併設のバーにて、隣の人から桃をもらった。

2018年08月撮影

早めに寝る。台風が心配。

◇◇◇

「2018/08|一人旅(3日目)ひたすら移動、秋田~金沢」へ続く。



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