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本当は「誰か助けて」と言いたくても、言えないときもあるよね。

会社員としての仕事以外に、シンガーソングライターをやるようになってから、いろいろな人と出逢うようになった。

とくに音楽の世界に足を踏み入れた頃は、強い人たちの集まりのようなコンサルティング業界に身を置いていたので、弱肉強食が激しく、当然明日の生活に困るような話も聞くことはないような世界に慣れていた。

でも、音楽を通して出逢う数々の人の話を聞いているうちに、そして間接的にでも知っていくうちに知った。

世界は何層にも重なっていて、弱さを声に出せない人もたくさんいて、気づいたら自分のことを傷つけることでしか、「誰か助けて」なんて言えない大人の人がたくさんいることを。

意外と気づけない、自分のことを大事にする重要さ


真面目に生きている人ほど、けっこうな割合で自分をないがしろにしている。

そして、どうして良いかわからないような悲しみに包まれてしまう日がある。

この「だいじにしようよ」は、薬物乱用防止イベントで歌う機会があったので、書き下ろした1曲。

今年になり、改めて編曲をして公開した。


もとのMVはこれ。


人の目を気にして生きても、その人は自分のことを助けてはくれないのに、なぜか人目を気にしたり、人のことを先に考えて自分をないがしろにしてしまう。

優しいのかもしれないけど、その優しさは自分のためになっているのだろうか?

持ちつ持たれつ、が成り立たない世界に生きている人は、今一度考えてみて欲しいなと思う。

だってもったいないよ、結局自分の人生なんだし。

「だいじにしようよ」の歌詞全文

「誰か助けて」と 言葉にできなくて
満たされない隙間をひとりで 埋めようとした
「誰かそばにいて」 寄りかかる代わりに
ごまかせない夜だけが 僕を包んでいた
 
愛を知らなくて 愛されてみたくて
戯れたあとに迎えた朝は ぼやけた空だった
 
あなたのことを 
守ってくれる人がいないなら
誰よりも 自分のことを
だいじにしようよ
 
葉桜見上げても 雪は溶けないままで
すれ違う過去と現在に 未来を重ねてしまう
何のためだろうか 鍵をかけた記憶
溢れ出す涙が記す 終わりのない物語
 
愛する人に
「愛してる」と伝えられるように
愛してみようよ 自分を
だいじにしようよ
 
裏切られて 傷つけられて
ときに傷つけては 悔んだりして
怖いなら背を向けても生きられるから
終わらせないで
 
愛する人に 
愛してほしいと願うなら
愛してみようよ あなたを
だいじにしようよ 
だいじにしようよ

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気になる方は、ウェブサイトから見てみてくださいね。


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