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育児備忘録 1月11日

0才5ヶ月2日(生後155日目)

世田谷文学館へ

コロナが心配な最中だが、家の中にばかりいるのも不健康でかわいそうだな、と考え、最近は毎日2時間ほどベビーカーで散歩に出るようになった。その途中、世田谷文学館で見たい企画展のポスターをみつけた。

施設では入館の際の消毒、検温、住所氏名の記入など、対策もしっかりされていたし、企画展は予約制で定員が決められているとのこと。
それならば安心かなと、夫と相談の上予約をした。

世田谷文学館には以前から夫と2人でよく足を運んでいた。
妊娠中はつわりで動けず、やっと安定期に入ったと思ったらコロナの世になり外に出なくなったので、訪れたのは1年半ぶりくらいだろうか。

見たかった展示は、「ムットーニのからくり文学館― 綴じられた時間の物語 ―」。
からくり人形による物語(1作品につき5分くらい)を、係の方が1つずつ上演してくれる。今回は11作品、休憩を入れてトータル80分の上演とのこと。

さすがに80分はもたないだろうなーと思いつつ、1作品でも一緒に見られたら嬉しいな、雰囲気だけでも楽しめたら、と考えていた。

文学館にはベビーカーのままで入館でき、ベビーカー置き場も用意されていた。
抱っこひもも持参したが、企画展もベビーカーのまま入って大丈夫とのことだったので、そのまま入らせていただいた。
(ライブラリという図書室の中には授乳室もあるとのこと。)

荷物をロッカーにあずけていざ展示室へ。
チケットは感染予防のため、自分でもいで半券を提出。
上演直前にベビーカーをすみに置かせてもらい、抱っこで観賞開始。

1作品目から、やはり素敵だなー美しいなーと感動していると、子供もじーっと見入っている。
音楽や語りも入るのでびっくりして泣くかも、とも思っていたのだが、むしろ家にいる時より大人しかった。
前半の4作品は、声を出すことすらなく観賞終了。ここで5分休憩。

そこからまた3作品を観賞。ここまでもご機嫌で終了。また15分の休憩。
この休憩の間、別のブースの撮影OKのスペースで写真を撮ったり、ムットーニに関する展示を見たりした。その間もずっとご機嫌だった。

そして残り4作品の観賞。さすがに少し飽きてきたのか、よそ見をし始める。最後の1話で少しグズりだすも、夫が抱っこしてくれ、最後まで見ることができた。

途中退場を覚悟でいたのに、全作品無事に見られるとは奇跡。

今回の展示で、今まで見たことがなかった作品や新作も見ることができたし、子供の様子を気にしながらではあるが、わたし自身も十分楽しむことができた。
何より、まだ赤ちゃんではあるが、子供と一緒に美しいものにふれることができた事が嬉しかった。


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