見出し画像

夏が好きすぎる

お盆前はそわそわ、暑い通勤路ももうすぐ夏休みと思えばなんのその。

仕事で半日ほど炎天下の外にいることがあり、そうなるといくら北東北といえど35度の猛暑日だと制服がぐっしょりとぬれる。

暑いのは嫌いじゃない。寒い方が苦手だ。エアコンでキンキンに冷えた室内もいいけど、短い夏だもの。ムシムシと暑い部屋の窓を開け、扇風機に当たりながらアイスを食べて、「あづいーーー」とうだる方が夏!という感じがして好きだ。

生まれてからずっと北東北に住んでいると、夏はとても儚い。いくら温暖化といえど、梅雨が明け、お盆が終わると同時にあっという間に肌寒くなる。

窓を開けて虫の声を聞きながら寝ることができるのは、私にとって最高の幸せだ。なんの虫なのだろう。

私は8月末の生まれだからか、夏の終わりの切なさも好きだ。「夏の終わり」のプレイリストを作成し、7月の初めから聴くことで、夏を悔いのないよう過ごそうと思える。

コロナの影響も影を潜め、今年は秋田のおばあちゃんとおじいちゃんにあえる。それが楽しみで仕方がない。
夏休みといえば、秋田に行き、おばあちゃんちで桃を食べ、海へ行き、盆踊りに参加して駄菓子をもらっていた。
お墓には色とりどりのお供え物がされていた。(私の住んでいる地域では見ないものだった)

そんな小さい頃のキラキラした夏が、心の奥にずっとあって、だから夏がこんなにも好きなのかもしれない。

予定といえばそれくらいなのに、なんでこんなにワクワクするんだろう。今年の夏も大事に味わおう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?