noteはワタシのホームページであり、ワタシのlivingであり、ワタシの書斎である。
改めて自分の仕事について、考える時間があったので、そのことを書きます。
うちのムスコは、ちょっと面白い視点で文章を書く子供でした。
周りのママたちにも、逸材って言われたこともあるくらい。
親ばかなうえ、文章にこだわりを持っている母のワタシも、いやぁほんとに。楽しみだわぁって思いながら、彼の個性を大切にしようって気にしながら暮らしていました。
彼は、小学校5年と6年が同じ担任でした。
夏休みの宿題で、卒業文集の作文を書くってのがあって、ワタシもそれを読んで、相変わらず面白いこと書くなぁ、むふふって思ってました。
みたいな、ちょっと誰も書かなそうな文章だったから、ますますいいなぁと思って提出のハンコをおした。
が、印刷が終わったものをみたら、全然違う内容になっていて、
仲直りした、ちょっといい話になって終わっていたんです。しかもソツもスキもないめっちゃ正し気な文章で。
どしたんだ? 聞くと、担任から、この内容はダメだから書き直しって言われたけど、それは僕の想い出じゃないから書かないってさぼっていたら、最後は担任の先生が書いたんだ。っていうwww
怖いなって思ったと同時に、ああ、私たちってこうやって、正しいことを書けとか、そうではなくこういう文章を書けって、言われてきてるんだなぁって、深ーく理解したのでした。
だから、書くのが苦手になったり、どうせ書いても修正させられる。
本当のことを書くことに抵抗を感じる。のかもなって。
高く飛ぶノミを、小さな箱に閉じこめて育てると、飛ばなくなるそうです。
自由な感性で文章を書くには、心に翼が必要なのに、風切羽を切られちゃったら、飾りとしての羽はあるけど、言葉の世界を飛べなくなるんですよね。
人をディスるとか、自分を正当化するとか、そういった意味合いでの
なんでも書きたいこと書けばいいじゃん、ではないです。そこは違います。
そうでなく、上手くまとめようとし過ぎちゃうとか、
プロのエッセイみたいにとか、見本みたいにとか、
上手すぎるnoterさんみたいとか、誰からも否定されないように、と、自意識が過敏になってしまってませんか??
「ワタシなんて文章書くの苦手だから……」っていう
自分が自分に載せている棘とげの冠を、そっと取り外して、楽しく自由に書きませんか?
まず、自分のことを書きませんか?
ライティング・ライフ・プロジェクトのファシリテーターが、一緒に伴走しますよ。
ワタシタチは、誰も文法をなおしたり、こんな風に書きましょうなんて言わないし、何文字以内だ、以上だとか、漢字が間違えてますとかも言いません。
書く。
ということを通じて、一番大事である自分を観察して、抱きしめて、それを繰り返しながら人生を愛でましょう。書くは味方です!!
それが、ライティング・ライフ・プロジェクトの醍醐味なので。
書いてください。ご自分のことを、ご自分の言葉で。ご自分の感性で。
ちなみに、ムスコは自己表現の場を、言葉だけにせず
写真や音楽にも見出していて、楽し気に暮らしています。
が、ワタシは彼が文章を書くことにうんざりしてしまったことは、とても残念です。いつかまた、楽し気に書いてくれたらいいなと思います。
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