見出し画像

嫌われる勇気の岸見一郎氏の講演会から得た今の時代の心の持ち方

今日開催された岸見一郎先生の講演会に参加してきました。

https://kishimi.com/lectures/210117/

お正月に先生の書いたアドラー心理学の本を読み、

どういう方なのか気になっていたので、すごくいい経験になりました。

全体を通して

講演は最初に講義形式、その後質疑応答形式で行われました。

全体を通して聞いて、改めて岸見先生の話は、アドラー心理学を含めた先生自身の哲学であると実感しました。


また質疑応答では、参加者が今抱えている悩みから出てきた話もありましたが、

話す中で、自分なりの答えに近づけた人の笑顔がとても印象的でした。


月一ペースで講演会をやっているようなので、おすすめです。

https://kishimi.com/lecture/

今、過去、未来の考え方

私たちは心が弱っているとき、以下のような感情で心がいっぱいになってしまうように思います。

・未来にあることへの不安
・今の状態への不満
・過去にした事への後悔

今のコロナ禍で

緊急事態のため外に出れなくて、ストレス解消ができず不満に思っていたり

もしかしたらコロナに罹ってしまうのでは?と不安があるかもしれません。

しかしこのように思っていたところで、今や過去は変えられないし、未来もどうなるかは誰にも分かりません。

ですので、こう考えてみてはどうでしょうか?

・ないかもしれない不安を手放し、代わりに希望を持てばいい
・ありのままの今の自分を受け入れて感謝し、精一杯生きよう
・過去を振り返ってクヨクヨするのはやめて、経験から得た教訓を得よう

希望と期待を区別する

岸見先生はお話の中で、

期待は人生の中で失われる可能性のあるもの
希望は期待を全て失ったとしても最後に残るもの

と区別していました。

希望として考えられるのは、

私たちが生きていることそれ自体や

私たちは本質的に社会的存在であるので、他者からの繋がりで得られるものなどでしょうか?

こうした純粋でコアな価値観を尊び、これでいいという生き方もあるのかもしれません。

unusualな考え方とnormalな考え方

多くの人が持っている考えと多くの人がよしとする考えは一致しないという話

話を聞けば、なるほどそうありたいと思うはずなのに、

そのように実際に考えて、行動する人というのはとても少ない。

なのでこうありたいと思ったらその通りに行動しよう!

反省

講演会で話されていた内容としては、

今日が阪神淡路大震災からちょうど26年だったこともあり、

そこから繋がっている話やコロナに対する見解の話等、色々あったのですが、そこまで包括して汲み取れなかった自分の力不足が心苦しいです。

聞いたことのまとめはすごく難しい。


サポートしていただける方がいたらとても嬉しいです!いただいたものは継続的にコンテンツを作成していくために使わせていただきます。