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嵐が休止して2か月。Netflixドキュメンタリー「Voyage]を見て、今思うことを自由に書く。

1999年11月3日にCDデビューし、2020年12月31日をもって活動を休止した嵐。大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤からなる5人組。私の人生の中で一番好きなアイドルグループであり、今後も嵐を超えて好きになるグループは出てこないと思う。

Netflixでは、嵐が休止するまでのドキュメンタリー番組「Voyage」を放送している。その最終話が、2021年2月27日に公開された。ファンならこの最終回がいつ公開されるのか、早く公開されないか気にかけていたはず。2月下旬のこのタイミングで公開したことにも、嵐ら関係者の何かしらの意図を考えてしまう。休止後の2か月後、私はちょうど嵐ロスを感じていたタイミングであり、過去放送された録画ではない久しぶりの5ショットが見れてうれしい。早速、最終話を見たが嵐らしい、笑顔と感謝という気持ちで見終えた。


「Voyage」で感じた違和感とラスト

このドキュメンタリーをみて改めて思ったのが、アイドルとは本当に大変な仕事。例えば、何か汚いこと、偏った考え、自身の恋愛などアイドルとしてマイナスなイメージを持たせてはいけない暗黙のルール。しかしVoyageでは、嵐のメンバーがたばこを吸っている映像が流れた。メンバーも大人なので、タバコを吸うこともお酒を飲むことも自由ではあるが、あえて編集せずにそのシーンを放送したことは、これまでの嵐の映像としては異例。嵐休止までの1年をこのVoyageで包み隠さずリアルに伝えている、ということを表していると感じた。良いところだけを見せるように変に編集したりシナリオを書いてその通り動いて撮影したりするのではなく、彼らのアイドルとして表に出ている姿以外の裏の姿をあえて見せる。

Voyageを初めて見た時に感じた違和感。「いつもの嵐らしくない」「なんだかドライな印象」を持った。なぜそう思ったのか。上記の通り、ありのままの嵐、アイドルとして努力している5人の人間の姿を見たからだと思う。そんな陰で努力している姿やいろいろなものと葛藤している姿などを本来であれば、人に見せたくないと感じる人が多いはずであるが、それを見せていこうと判断してくれた5人の想いがとてもうれしい。私が好きなのは、キラキラとしたThe アイドル嵐だけではなく、近くにいる優しいお兄ちゃんのように一緒に成長してきた感じやかっこつけすぎないところ、かっこつけてもドジをしてしまうような人間味を感じる部分であり、とても共感を覚える。この人たちの仲間に入りたいなと、思わせてくれる楽しい雰囲気がとても魅力的だ。

良い部分も新しく知る部分も色々な嵐の姿を見せてくれるVoyage。嵐の船旅は一度休憩となっているが、この映像や音楽は見たり歌い続いていく。そう思わせてくれるドキュメンタリーだ。


アイドル嵐のすごさ

「Voyage」で公表されていたこれまでの嵐の音楽の実績である。この数字を見るだけでも、すごさが伝わる。

嵐が発表した楽曲    全409曲(2019年12月31日現在)
CD総売上枚数      4126万枚 
コンサート       全520公演(2019年12月9日現在)
コンサート総動員数   1400万人以上(2019年12月9日現在)
シングル首位獲得53作  日本歴代1位 
DVD首位獲得20作    日本歴代1位
                          (※ Netflix参照)

ライブや歌番組で見せてくれる、アーティストとしての嵐。バラエティやトークで見せてくれるアイドル・タレントとしての嵐。ドラマや映画で見せてくれる俳優としての嵐。いろいろな姿を併せ持ちどれも卒なくこなしていく嵐は、完璧すぎるアイドルだと思う。


私の嵐デビュー

そもそも私が初めて嵐を知ったのは、1999年のデビューした直後からだった。友人が嵐のファンでよく話をしていた。当時の私は「学校へ行こう」というV6のバラエティ番組にはまっていたので、V6が好きであった。その頃から、嵐を好きになるきっかけは十分あったと思う。歌番組やバラエティ番組は見ていたので、なんとなく5人がどんな人なのか、嵐がどんなグループなのか、どんな歌を歌っているのかはなんとなく知っていたが、まさか自分が嵐のファンクラブに入るなんて思ってもいなかった。それくらい保守的だったからだ。

きっかけの一つが、TBS金曜ドラマ「花より男子」。この放送枠が嵐メンバーの歌やバラエティ以外の魅力を知るきっかけとなった。松潤の「花より男子」「花より男子2」から始まり、ニノ・櫻井くんの「山田太郎ものがたり」大野くんの「魔王」ニノの「流星の絆」と続いていく。

まず花男を見て、道明寺にハマった。花男の話になると道明寺派か花沢類派か、でよく盛り上がっていたことを思い出す。私の友人の周りは花沢類派が圧倒的だったが、その中で私は頑として道明寺派を譲らなかった。なぜあんなに頑なだったのかはよく覚えていないが(笑)。その後、嵐が更に気になり始め、歌番組やバラエティなどをちゃんと見るようになった。

そして、嵐にハマる大きなきっかけになったのが「魔王」というドラマ。このドラマに出ていた大野くんの演技に吸い込まれてしまった。そして、主題歌でもあった「truth」という曲を聞きまくることになる。当時のYouTubeで、嵐のMVや過去の番組を漁っては片っ端からみていた。1日に「truth」のMVを何十回と見ているときもあり、誰がどこのパートを歌っていて、歩きながら音楽を聴いていても頭の中に映像が流れるようになるくらいだった。

ここまで好きになること自体が初めてであり、直接見てみたい・ライブに行ってみたいという気持ちが強くなり、人生初のファンクラブに加入することになる。この1歩が私の新しい人生のスタートだったと感じる。嵐を通して、私の価値観を豊かにしてくれることになった。


私が好きな嵐

アイドルとしてコンサートや歌番組、バラエティー番組などに出ているキラキラした嵐はとても魅力的だが、5人の友達でいる時のような雰囲気の嵐も魅力である。

トップアイドルになるまでに、彼らも山あり谷ありのアイドル人生だったと思う。10年以上前に、フジテレビ系日曜お昼に放送していた「まごまご嵐」では、嵐ボート部を結成し試合で勝つためにメンバー内でぶつかり合っていたこともあった。何かを達成するために自分ひとりの力だけではできないことを理解したうえで、ではどうすればよいのかをみんなで話し合って決めていく。これが嵐のスタイルであり、それは昔から変わらなかったのではないか。

年を重ねるごとに、思いやりをもってメンバーに接しているように思う。「この5人だから」頑張れる・頑張ろう・楽しもうと思っていたのではないか。そして、それぞれの強みも弱みもお互いが理解して認め合って補い合っている。本当に素敵なグループ。

嵐が2020年12月31日の休止まで走り続けてくれたことに、本当に感謝しかない。ありがとう。


嵐の心遣い

嵐ファンや嵐のことを好きな人に向けて、YouTubeの更新もしてくれた。年末の楽しかったライブDVDがでることを期待しつつ、今はダイジェストを見られる喜びであふれている。


嵐が活動休止前に発売したアルバム「This is ARASHI」。その中におさめられている「The Music Never Ends」という楽曲があり、嵐が活動を休止しても「音楽は決して終わらない」というメッセージを残してくれた。これまでのそしてこれからの嵐としての活動の想いが歌詞とメロディに込められている。ぜひ聞いたことがない人にも聞いてほしい。


短い文章で感想を書こうと思っていたのに、嵐について書き始めると止まらなくなってしまう。やはり好きなものについて書くのは楽しい。今日はここまで。


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