逃げなきゃ、はやく逃げなきゃ
今日の夢の話。
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ある男の人がいて。その人は、なんだろう。あんまり覚えてないんだけど、私の苦手な人だった。自分勝手に好意を伝えてくる人。受け取れない好意を伝え続ける人は、どうすればいいのかわからないし怖いから苦手。
「一緒に帰らない?」
「…すみません。」
断ったはずなのに、扉を開けると彼がいて。怖くなった私はその時は断りきれず彼と一緒に帰った。だけど次の日、そっとバレないように窓から覗くとまた扉の前には彼がいて。
どうしよう、どうしよう
なんとか彼にバレずに帰る道を探して、ひっそりと帰った。建物から出る時だけじゃなくて、家までの帰路の途中で後ろから彼がやってくるんじゃないか、追いつかれるんじゃないか。そう思うと怖くて。早く、早く、早くと体をすすめているのに言いようのない、気持ち悪い何かが風と共に私をドロドロと覆う。
早く、早く、はやく
焦燥感を感じながら、なんとか家に帰った。胸を撫で下ろす暇もなく、シーンが変わる。
また私は扉の前にいた。もしかして、とバレないように窓から様子を伺うと、また彼はそこにいた。
今日も彼にバレずに帰らなきゃ、早く早く早く。
足をすすめる。体が重い、ヘドロが全身にまとわりついているみたい。追いつかれるかもしれない、怖い。
早く、早く、早く。帰らなきゃ。
既視感。後何度これを繰り返すんだろう。はやく家に、
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目が覚めた。何故だかわからないけど、彼のことをストーカーだと思った。怖い夢を見た後は夢が何を意味しているのか知りたくなった。
夢の意味は内緒、授業が始まるからここまで。
ちなみになんだが、
夢の内容はあまり覚えていない方が良いらしい。
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