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1204:二日続けて図書館へ行った話

ふだん、土曜日も出勤する仕事をしている。
ただ今週は訳あって、昨日休みだったので、図書館へ行けた。
それが、昨日の「図書館に行って、絵本を読んだ話」である。

今日は日曜なので、おやすみだ。
午後、ぼんやりハリーポッターの1巻を英語版で読んでいた。読めているのかは怪しいのだが、小さい頃に日本語版を暗記するほど読んだので、読めていることにしたい。ちなみに、原書は1巻しか持っていないのだが、なぜか時たま英語版で読んでみたくなる日が年に数回やってくるのだ。

今日は寒かった。こたつであったまりながら読んでいたら、いつの間にか眠っていた。そして、今日も図書館へ行くのだ、という使命感に駆られて、3時のおやつもそこそこに、自転車に乗っていそいそと図書館へ出かけた。

今日は、真面目に半分仕事、半分趣味だけれどちょっと頭を使って読む本を手当たり次第10冊ばかし手にとる。
引っ越してからは初めて、2階の学習室を使ってみることにした。2階に上がって、係の人に声をかけ、番号札をもらう。コロナ以前は自由に使えた様子だが、一応学習室も1席おきに座るよう指定があった。

あまりジロジロみるのは失礼だし、本当は図書館で勉強している人をこっそり眺めるのは好きなのだが、今日は時間も限られていたので、一目散に手に取った本を読んでいく。家に帰ったら読むのがやや億劫になりそうな本から、学習室パワーを借りてメモをとりつつページをめくる。

おそらくお隣の女性は、受験生だ。1日中勉強していたのか、夕方の今は結構集中力が切れている様子だった。他の人は眺められなかったが、みなさんものすごい集中していたようで、おかげで私もどんどん読めた。

図書館で流し読み、メモ取りを2冊。帰ってきて流し読み1冊。ちゃんと読み1冊。うん、今日はよく読んだ。本当は急き立てられるような読み方でも、流し読みでもなく、じっくりページを繰りたいのだけれど、最近は仕事の関係もあってなかなかそうもいかない。

近くの図書館は18時まで開館している。学習室で読み終えた本を開架書棚に戻す途中、閉館間際の作業に追われながらも同僚を気遣いあう、やさしい図書館のおばさんたちの会話が、時々耳に入ってきてほっこりする。私、今の仕事やめたら(辞めるような日が来たら、ね)絶対まずは図書館で働こうっと。

外は18時にはすっかり夜。真っ暗けだった。
今日はマフラーをぐるぐる巻いて自転車に乗って行ったけれど、それでも帰りは寒かった。明日の天気予報によるとさらに今日よりも寒いらしい、ううう。

2日連続で図書館へ行った。幼い頃に戻ったみたいで、これだけで少し元気が出た。図書館の本を通して、誰かと繋がっている感じもあっていいな。最近は、ついつい仕事でも使うし、借りても期日までに読めないし、と言い訳をして、お給料をもらっているのをいいことに本を買ってばかりいたけれど、こうして図書館を頼るのはやっぱりいい。

今週末もまた図書館へ行くぞ、と意気込んだ私でした。

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