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「恋愛」

恋愛というものは
意外と難しいものだ

好きな人が出来て幸せでも
その「幸せ」の中には
沢山の「喜怒哀楽」がある

楽しい恋愛なんて存在しない
いつかどこかで大きな壁にぶちあたる
そんなものなのだ 恋愛は

かつて私がまだ学生の頃
イケメンの先輩が居て
学校の中でダントツ一位だった

私はその先輩を見た瞬間
一目惚れをしてしまう

そしてしばらくして生徒会の役員に
入った私はまず驚いた

そう……
生徒会長が一目惚れした先輩だった

私はどうしたらいいのか分からず
戸惑っていると
「どうした?大丈夫?」と
優しく声を掛けてくれた

それがとても嬉しく
更にその先輩の事が好きになり始める

そして毎日顔を合わせ 会話をして
楽しい日々を送っていたある日
先輩から一通のメールが届いた

「話したい事があるんだが時間あるか?」

私は生徒会に関する事なのかと思い
「どうしました?」と返す
すると……

「ずっと前から好きだった
良ければ付き合ってくれないか?」

こんな事あっていいのだろうか??
学校の中ではダントツ一位の人が
こんな私のどこを??と
深く考えたが先輩の気持ちを素直に
受け止め付き合う事になった

次の日たまたま学校が休みだった為
告白された翌日デートに出掛けた

散歩+カラオケ
とても楽しい一日だった

そのはずだった……

デートの翌日 先輩から一通のメール
「やっぱり別れてほしい」

私は意味が分からなかった
自分から告白しておいて
また自分から別れ話を切り出してきた

所詮私は遊びだったんだと思い
「直接話しましょう」と先輩に送った

そして先輩と直接話をした結果
友達に 私がかなりしつこいと伝えており
それなら無理矢理付き合ってみればと
言われたらしく それで私にメールをしたらしい

いくらなんでも酷すぎないか
自分の気持ちではなく 相手の気持ちを優先して
好きでもない女と付き合う神経…
どうかしてる!!と…

今思い出すだけでも反吐が出る

それから私はしばらく恋愛というものを
避けて 高校卒業と共に大手企業の子会社に就職

社内恋愛はあまり好きではなかったので
職場でのお付き合いは一度もない
同性には好かれるタイプだったが
割としつこい人に好かれていた
それがあまりにも苦痛で仕方なかった

私は相手の気持ちを尊重して行動してしまう
なので相手がこうしたい!!と望めば
Noとは言えないのだ

そしてその我慢が限界に達したのだろう
精神的苦痛に悩まされ
体調不良を何度も繰り返した

そしてその後
仲良くしていた同僚とも離れて
仕事をしていたが
その同僚を好いてる先輩や上司から
「パワハラ」を受けた

決して間違ってはいない…
我慢する事なんてない
なのにどうして…
どうしてこんな目に…??

私は絶望した
人間とはこんなに簡単に相手の事を
憎めるんだと…

いくら仲が良かったとしても
これが「可愛さ余って憎さ百倍」なのだろう

そして私は人間不信になり
最終的にメンタルクリニックに
通わなければならない身となった…

そして時が経ち
私は7年という労務を果たし
退職する事となった

退職後は安静にしていた
働くにはまだ難しい状態だからだ

そして少し人と関わりたいと思い
とあるマッチングアプリを知る
そして一人の男性と出会う

同い年で国籍は韓国だが
日本で生まれ育った為 母国語は話せない
趣味はゲームやアニメで
当時私も好きなものが似ていた為
凄く気が合い
知り合って二ヶ月程経で
実際に顔合わせをした

実際に会った時も
やり取りしていた時と変わらず
とても紳士で優しい人だった

私はこの人といる時は
とても心が暖かくなったし
嫌な事を忘れられた
私はその時「もうこの人しかいない」と
思ってしまった

そして交際して二ヶ月程経ってからだろうか
私は彼の実家に住まわせてもらう事に
理由は遅くまで帰ってこない私に親が怒鳴り
私が家を出て行ったのがきっかけである

そして彼の実家での生活が三ヶ月程経って
マンションを借りた
二人での新生活のスタートである

私はひとり暮らしをした事がなかった為
とても楽しみで仕方なかった
彼も私と一緒に住める事に喜びを感じており
それを見てる私もほっこりとした

そして幸せな日々が続いたある日
彼が豹変した…

そう…
私の体調の事で激怒し出したのだ

マンションに住む前は
「俺が養うから無理に働かなくてもいい」
と言ってくれていた彼だったが
自分の趣味にお金を使い過ぎ
手持ちが底を尽きたからだった…

人にはお金を使うなと言う彼は
自分はいくら使ってもいいと思っており
毎日毎日ゲームセンターに行っては
お金をたくさん使っていた…

そして私は体調がイマイチの状態で
いろんなバイトの応募をして
郵便局の仕分けのバイトが受かり
朝から昼まで働く事となった

しかし
この行動こそ更に私の病状を悪化させていった

働き始めて一ヶ月くらい経った時だっただろうか
妙に身体がだるく 身動きすら取れなかった
親と病院に行き診察をしてもらったら
ストレスから来るものだった

私は郵便局で朝から昼まで
働いた事によって
バランスが崩れてしまったのだ

そして私は退職をした

彼にこの事を言うと
ふざけるなと私に暴力をふるった
私は痛みに耐えた
彼の事が好きだったから耐え続けた
だがそれももう限界と感じた時
男の人格が芽生え
私をかばってくれたのだ

あまり記憶にはないが
かなり荒っぽい 冷血な男性だった
考える力がものすごく速かった為
ある意味救われた…

でもこれもまた私にとっては
過酷な日々が始まる前兆でしかなかった

彼と居る時はこれでもかというくらい
人格解離が頻繁に起きていた為
二人分の労力を使っていた私はあまりにも疲れ果て
丸一日寝てる時もあった

本当にあの頃は辛かった
支えてくれたのは凄くありがたかったが
やはり人間は一人であり
何人もの心は背負えないと痛感した

そして私は決意をして
彼と別れる事にした

彼と別れてからは
その人格は出てきていない
やはり私をかばってくれたのだろう
今となっては感謝の言葉しか無い

そして私はしばらくしてから
バイトを何回もやり
今は体調が元に戻らない為無職の身だ

皆さんお分かり頂けただろうか…
私の人生は壮絶なものしかないのである

周りが幸せでも
私は幸せにはなれないのだと

どうしてこんな嫌な事ばかりが
起きてしまうのだろう…
考えたくもない…

今現在は彼氏がいるが
私の過ちが原因で亀裂が入ってしまっている

ここまで壮絶な経験をしているのだからこそ
やってはいけないと頭では分かっているのに
行動に出せないのはとてつもなく辛い
自分の事がもっともっと嫌いになる

今の彼とは本当に幸せになりたいと
心の底から思っている
今回私の過ちで相当彼は心に
傷がついてしまっただろう…
冷めてしまっただろう…
でも私は諦めたくはない!!

何故なら
こんな感情になったのは
生まれて初めてだからこそなのだ

今はお互いに
辛い時期かもしれない…

でもそれを乗り越えれば
良い事があるではないか…!!

今を見るのではなく
未来を見なくてはならない

何か小さな悩みで悩んでも
良い解決策は浮かばない

そう
まずはどうするべきかを
慎重に考えるべきだと思うのだ

甘えたい 一緒にいたい 話がしたい
そんなの当たり前じゃないか

好きな人と一緒にいるんだから
その感情になるのは当たり前の事!!

だけど
相手の気持ちもきちんと理解してあげなければ
お互いに良きパートナーとして
付き合っていく事は難しいだろう…

だからこそ!!
私は今辛いけど我慢をして
将来今の彼と幸せになりたいと
そう思っているのだ

相手も相手なりに
いろいろと頑張っているんだから
私だって見習わないといけない

仕事じゃなくてもいい
何か自分がやれる事を頑張ればいい

難しく考えたところで
マイナス思考にしか繋がらない

ゆっくりでいい
見つけていけばいいじゃないか…

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