イタリア・チンクエテッレ4日目
旅も終盤となりました。
明日帰ります😭
マナローラと反対の街を再挑戦しようかと思いましたが、足が二人共不調なのとここはイタリア、街で出会った🐨の知人がいたらすぐになんか飲もう〜とカフェに腰を降ろしてお話が始まります。なので予定は今日も立てない(笑)
すると、知人の一人が車貸してあげるからあの山の上まで行ってくれば?と突然気軽なオファーが!
そんな簡単にいいの😂
…と遠慮はしながらも断る方が失礼にあたるのでここは気持ちよく受け取ります。
朝から美味しいアプリコットジュースをごちそうしていただきました❤️
知人の車はふるーいNISSAN車。エアコンもないけど乗ったら以外とガタつくこともなくスムーズでさすが日本車(笑)
ものの10分ほどで泊まっていた反対側の頂上にある村に到着。
とにかく静かで人の声がたまにしたりラジオが聞こえてきたり。
なんかアニメ魔女の宅急便でこういう音のシーンあったなと凄く自分がアニメの中にいる気持ちでした。街の中にいると想像以上に色んな音に囲まれていて、山に立った時に鳥のさえずりがエコーかかって聞こえた時になんと心地よい音色なんだろと、日常の音の忙しさに改めて気がついたり。
オランダの教会って大抵中に入ると涼しい〜ってなるんですが、イタリアの教会はほとんど蒸し暑いなという印象でした。きっとこれは建築や構造上の違いなのでしょうが、あまりにもその温度差があって涼しい避難場所と思っていた教会が閉め出すような暑さで迎えるので笑えました。
この教会、入ってなんとなく他の教会より雰囲気いいなーと思ったのですが、それはきっとイエス・キリストがメインではなくマリアが主体となっているからでした。
私は宗教に全く関与していませんが、教会を訪ねたり見たりするのは好きです。
ヨーロッパ音楽をやっている上でやはり教会音楽や文化は外せませんし、教会から生まれた音楽はバッハはもちろんクラシック音楽の基であるし私個人でも絵を描く上で壮大な油絵はとても勉強になります。
音楽と絵という文化的な面から教会を見ていますが、この小さな山頂の教会は少し変わっていてやたら船の絵や船の模型まで飾ってあり船をガン押ししていたので気になりました。
写真にも見られるように、この教会は船が沈没したり遭難や事故あったとき、そこに乗ってたこの村の乗組員が奇跡的に助かったことが多かったことから、マリア様が救ってくださったからだという感謝の意を示し、その船の絵と話を添えて教会に飾ってあるのです。
事故から助かるのって偶然でありこればかりは誰がコントロールしてるわけではないですよね。だからそういう考えいいなと思います。
私はイエス・キリストが十字架に張り付けにされて身体から血を流している像をでかでかとメインホール中央に置いてあるのはあまりいい気持ちがしません。でもマリア様というお母さんが優しげな顔で子であるイエスを抱えて温かい光を照らしている絵がメインにあるほうが、よっぽど人々の心を和らげると思うのですが。
別にキリスト教をどうこういうよりも自然な感覚で言っているだけなので✋
ロウソク一本を灯して蒸し暑い教会を出てこの小さな村を散策。
エッシャーという錯覚を匠に使った絵を描く画家オランダの画家がいますが、彼も実はこのチンクエテッレを訪れておりとても気にいっていたらしいです。どうして彼の作風ができたのか、この地にきてわかったような気がしました。
少し村を登ったら途中細い分岐の道が現れたので、道なのかこれ?という細い農道を歩きました。
写真は白くて潰れてますが、この先にいくと海が見えるから行ってみよーと歩いてます。
きれ〜いと海に気を取られているうちに私達の身体は蚊のいい餌食となり、なんか痒いと思った時にはもう遅く後に物凄い数を刺されていた事に気がつくのです…
変なクリームソースとかなくあっさりしているのでもたれない!昼から豪華にしてしまった。
まぁ明日帰るから食べれるだけ食べておこう!という二人。それがヴァカンスですよね😌
お昼のあとは🐨の知り合いのお宅にお邪魔しました。そのお宅の屋根から見える景色↓
まさに海の見える街😍
ここまで来るのにめっちゃ大変ですがね(笑)考えてみたら魔女の宅急便もかなりの崖に皆住んでてトンボとキキの試乗するプロペラ付き自転車が高速で下りるほど急勾配ですよね😂
(何の話や)
🐨はここで何度も何年もフェスティバルを企画して演奏したことがあり、コロナ禍になってから何年も来ていなかったため今回はバイオリンを持たずに観光客として訪れたのが新鮮だったよう。いつか演奏をここで聞きたいなと思っていたら次来るときは私も演奏しなきゃいけないかも説😅そりゃそうなりますよねー🙄
明日は最終日。
とうとうアムステルダムへ帰ります😭
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