転職して気づいたら1年経ったので、過去の経歴を振り返ってみる【SIerから社内SEへ】

お疲れさまです。サラダです。

いつもはスポーツ観戦ばかりしている私ですが、今回は仕事のことについて書いてみようと思います。

私は人生初めての転職をして1年ちょっと経ちます。(執筆時社会人歴6年目)
誰のためにもならないと思いますが、備忘録として記録しておこうと思って記事を書いています。

前職の話

前職は地元にある、地元では大きめなSIerでした。
SIerというのは、お客さんから要望や困りごとを聞いて、それを元にシステム開発を行って納品して、その後の保守まで担う企業のことを指します。
私はその会社でSE(システムエンジニア)として働いていました。

文系卒で入社し、入社した時はなるつもりはなかったのですが、よくわからないまま流されて気づいたらSEになっていました。
しかしなんだかんだで転職後の今でも、システムに関わる職種に就いているので、適性があったのだと思います。

前職の職場環境

前職の職場環境について考えると、退職を相談した時に、上司から言われた言葉を思い出します。

「ウチ、ブラックだもんね。」

愕然としました。
前職は、残業は少ないとは言えませんでしたが、残業代は満額出るし、たまに休日出勤をしなければならない機会もありましたが、必ず振替休日は取っていました。
私の中で、多少辛くても「周りにもっと辛い労働環境で働いている人はいるし、その人たちが働いている企業がブラック企業なら、ウチはブラックじゃない」と思っていたところがあったのかもしれません。
でも、思えば残業のノルマ(月最低〇〇時間は残業する)があったり、常に膨大なタスクの期限に迫られたり、忙しい日とそうでない日の差が激しく、忙しい日は朝8時半に出勤して翌日の午前1時に退勤したり…
自律神経が乱れそうな生活を送っていたことは間違いありませんでした。
ブラックとは言えなくても、橡色(つるばみいろ)くらいの環境にいたのかもしれません。この色を「黒」と言うかは人それぞれだと思います。

橡色(つるばみいろ)のカラーコード#515254

前職の良かったところ

色々言いましたが、いいところもありました。
一つ目は「人間関係」です。
前職では同期と大変仲良くさせていただいて、先輩もいい人ばかり、また取引先の方もいい方が多く、とても人間関係に恵まれました。
仕事が徐々に辛くなっていっても4年と少し働き続けられたのは、間違いなく一緒に頑張ってくれる人がいたからでした。
二つ目は「給与」です。
先述の通り、残業代は満額出ていたのと、そもそもベースが地元の同世代の中では良い方(だと思う)だったので、残業代合わせると生活には結構余裕がありました。転職を考えるにあたって転職先を探した時、前職と同水準をもらえそうな企業は地元ではほとんど見つからなかったです。

転職活動

そんなこんなで前職を退職することに決めた私でしたが、初体験だったため、転職をするためにどれくらいの期間と労力が必要なのかがわかってませんでした。
転職サイトに登録すると、転職希望日(いつから就労希望か)を設定するのですが、その日付を決めるのが難しかったです。(結局勤務地を大きく変えたので、引っ越しが必要になり、それに対する余裕感とかの判断も難しかった)
転職した今考えると、しっかりハロワに行って、失業手当をもらいつつ、半年くらい無職をしていても良かったかなと思うのですが、当時は年金や税金なども払わないといけないし、一人暮らししていたので、家賃始め生活費も払わないといけないしで無職というのに危機感があり、結局前職の有休消化1ヶ月+無職期間1ヶ月で再就職となりました。
知人には無職期間0日で転職した猛者もいたのですが、前職で仕事をしている期間に転職活動をするのは私にはとても無理でした。

現職の話

現在は地元から離れ、製造業の企業で社内SEをしています。
社内SEという職種は、会社内のIT担当というイメージです。IT系の職種では比較的人気の職種になると思います。(というかそもそも求人が少ない)
この職種の良い点は「締め切りがない」、「残業が少ない(傾向にある)」、「自由度が高い」ことだと思います。
私自身も、こういった良い点を望んで、社内SEに職種を絞って転職活動を行いました。
そして現在この3点については現実になっています。以前よりもゆったり時間が流れる職場で、本当に少ない残業時間で働けています。
また、幸い上司にも恵まれました。
私がどう思っているか、将来どうなりたいかを真っ先に確認してくれ、それに対する対応を提案してくれます。
とても働きやすい職場です。

社内SEの仕事について

一方で社内SEという職種の難しさも、就いてみてわかりました。
社内SEは、広い知識が必要になる傾向にあると思います。
私は前職でSEとしてシステムの設計や開発に関わる業務を中心に行なってきましたが、現職ではそれに加えてサーバーの運用などインフラの方のことを耳にする機会も多いです。
私は今まで(+今でも)インフラのことはほとんどわかっておらず、勉強が必要だなと感じています。
また、システムを使用する方と直接やりとりする機会が増え、前職よりも人へのマナーや応対について気にする機会が増えたかなと思います。(WEB会議が増え、電話対応は極端に減りました)
社内という、以前より狭いコミュニティでの仕事になるので、常に礼儀正しく。また以前と同じく驕ることなく、仕事をしていきたいと思います。

仕事をうまくこなすために

私が仕事をこなしていく中で、大切にしたい力があります。
それは「うまく調べる」力です。
私は文章や話の理解力は高い方(自己評価)なのですが、記憶が苦手で、一回調べてもすぐ忘れます。
なので、必要になった時にその度調べています。
今は便利な世の中で、インターネットで調べると大抵のことはわかります。
しかし、例えばChatGPTから欲しい回答を引き出すためのプロンプトのコツがあるのと同じで、検索エンジンで欲しい情報を素早く得るためにもコツがあると思っています。(形容が難しいですが)
そういった技術を大切にしていきたいなと思います。

まとめ

ということで、今回は私の転職前後について記事にしました。
総括すると、私は今回の転職に後悔をしていないし、良いことばかりでした。
これからも後悔のないよう、またワークライフバランスを大切に、仕事と付き合っていきたいと思います。

以上です。

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