Pinkoiを休止してからその後の話。
こんにちは。
mimiaccのmimiです。
なんと2022年はじめての記事となってしまいました。
どんだけほったらかしにしていたんだ私…。
いつか書こう。時間ができたら書こう。時間があるときに書こう。
そう思っていたらいつの間にか上半期も終わり、8月も半ば過ぎていました。こわ…。
いよいよ繁忙期に片足を突っ込みだしているので、重い腰を上げて（よっこらせ）ようやくPCに向き合っています。
記事に留めておきたい内容は色々あるのですが、とりあえず今回の記事は「Pinkoiを休止してからその後」についてのお話をしたいと思います。
と言うのも、私のnote.で通年ずっと閲覧数が多いのはこちらの記事なんです。
3年前に書いた記事です。
結構前に書いた記事なのに、未だに見て頂くことが多くて、Pinkoiに興味がある人の多さを感じています。
私がPinkoiを始めたのは3年前の2019年。
休止をしたのが去年の2021年。
活動期間は2年ほど。休止してからまだ1年満たない状態です。
Pinkoiを休止してからのbefore afterが気になる方もいらっしゃるのではないかと思いますので、ご興味のある方は最後までご覧ください。
Pinkoiをはじめたきっかけ
Pinkoiを始めたきっかけはInstagramのDMでお話をいただいた事がきっかけです。
ある日突然DMが届きまして、正直DMを頂くまでPinkoiのことを全く知らなかったため、「詐欺じゃないよね…？（失礼）」と、正直なところ思いました。
InstagramでいただくDMは様々な種類があるのでスルーすることもすごく多いのですが、その時頂いた台湾スタッフさまのメッセージが私の中で響き、「ちょっと調べてみよう」と、お返事する前に自分でかなりしっかりPinkoiについて調べました。
ここで思うのは、DMってその人の人柄や熱意がすごく伝わってくるな。という事と、自分で調べることの大切さです。
この2点が揃わなければ海外での販売に全く興味のなかった私は始めようとは思いませんでした。
（そして、DMってコピペかどうかってすぐにわかる。なんでだろ）
長くなるので端折りますが、まぁそんな感じでスタートしたPinkoi。
はじめは自分の作品が「売れるのかな…？」と半信半疑でした。
でも、そんな私に当時Pinkoiスタッフさんがそれはもう親切に色々とご教授して下さいまして。
私はその通りにただひたすらに頑張るだけだったのですが、初めて1ケ月後には軌道に乗り始めていました。
当時私が販売サイトに登録していたのはminne、creemaです。
売り上げで言うとminneが9割。creemaが1割。
Pinkoiをはじめて半年後にはminneが5割。Pinkoiが5割。creemaは思い出した時にしか売れない（「忘れた頃に売れる」が正しいかもしれない）。という感じになっていました。
私にとってPinkoiでの売り上げはかなり大きくなっていたのですが、まぁ色々思うところがありまして（Pinkoiに対する不満とかではないです）休止に至りました。
詳しくはこちらの記事にまとめています。
さてようやく本題に入りまして、Pinkoiを休止してから売り上げはどうなったのか。についてお話しします。
Pinkoiを休止してからの変化
Pinkoiを休止してからの変化は色々とありましたので、いくつかに分けてお話ししたいと思います。
お客様層
私のInstagramのフォロワーさんの割合は海外ユーザーさんがとても多く、5割近くが台湾、香港を中心とした東南アジアのユーザーさんでした。
毎月のインサイトを見ると『トップの場所』上位5位全てが東南アジア圏の都市が占めていました。
その為、Pinkoiを休止したことで全体の売り上げだけでなく、Instagramのリーチ数も減ることが予想されました。
そして結果、休止して2カ月程はリーチ数が落ちていきました。
ただ、徐々に伸びていき、最終的には休止する以前よりもリーチ数が伸び、フォロワーさんの層は日本の方で占めるようになりました。
海外の方からの反応が以前より減ったのは残念なことですが、自国のフォロワーさんがなかなか伸びないことが課題でもあったので、私的には嬉しい変化でした。
売り上げ
本題の売り上げですが、結果、減りませんでした。逆に増えました。
増えた要因はいくつかあると捉えています。
販売サイトをminneに絞ったことで、ギャラリー（minneのmimiaccのギャラリー）を定期的にメンテナンスすることができた。
minneの特集や記事に掲載されるなど、ラッキーなことが重なった。
販売サイトを１つに絞ったことで他にやりたかった事（主にSNS。リール動画や写真）に力を入れることができるようになった。
Pinkoiはやはりお客様とのやり取り、発送業務にしても、何かと時間がかかったので、その分時間が空いた事がとても大きいな。と感じています。
できるならやった方が楽しい
先に言うべきことでしたが、Pinkoiをやらないことをお勧めしているわけではありません。
私はうまくバランスを取ってすることができなかった。ただそれだけです。
Pinkoiでの販売を振り返ってみると、メリットも凄くあるので述べておきます。（これもあくまで「私の場合」ということを念頭においてください）
海外のユーザーさんはまとめ買いが多い。（単価が高い）
Pinkoiは登録者数が多いのでピックアップやメルマガなどに掲載されると日本（minne/creema）よりも反応が大きい。
海外のユーザーさんはレビュー率が高い。
リピーター率も高い。
とにかく感動してくれる。（そして優しい方が多い）（気がする）
何より海外の方にお届けできる喜びはなかなか出来る事でもない。
Pinkoiはやれるならやった方チャンスがあります。
そしてやっていた方が得られるものはかなり大きい！と私は感じています。
それから、minne、creema、Pinkoiの中で私はダントツにPinkoiのサイトがすごく使いやすくてハイテク（言い方すみません。他に思い浮かばなくて）だと思いました。
商品登録、発送業務。全てやりやすかったです。メッセージ内の自動翻訳にも感動しました。
改めまして、Pinkoiはやれるならやった方が断然楽しいし充実しているしクリエイターとしての幅、世界は広がると思います。
悩む前にやってみよう！
（追記です）
デメリットもお話しした方がいいと思いますので、この際だから記載しておきます。
こちらもメリットと同じくあくまでも「私が感じた事」、尚且つ2019年半ばから2021年末まで使用していた私が思った事。であることを念頭に「フーンそうなんだ」程度に目を細めて読んで頂ければと思います。
ではレッツラゴー。
作家としてPinkoiを運用し数字を挙げていく上で、minneとは一部真逆を行く思考が必要な場合が多々ある。
Pinkoi内のイベントがとても多いので追いかけるのが大変。
サイトの機能がとても多いので、自分でいろいろ調べたり弄ったりするのが苦手な人は逆に複雑すぎてついていけない。
新作をコンスタントに出せない方には向かない。
特に一つ目に挙げた内容が肝なのですが、ふんわりとしたお伝えの仕方ですみません。
具体的な内容は控えますが、とりあえず初めてみると何となく言わんとしていることがわかると思います。
私もはじめ戸惑いましたが、私自身が「郷に入っては郷に従え」スタイルなのと「そこで悩む前にとりあえずやってみよう」な考えなので楽しみながら運営することができました。
実際に運用していてこの問題にぶち当たった方には「国が違えば多少の考え方は違うんじゃないか」という言葉を送りたいと思います。
そしてこんだけ思わせぶりな事を書いておいて、そんなことを感じていたのは私だけかもしれないのであんまり気にしないでください。（え？）
そしていいですか？メリットはデメリットでもあり、デメリットはメリットでもあるんです。（おんなじこと2回言った）
一つ目は飛ばすとしてデメリット二つ目から行ってみましょう。
ゴーゴー！
Pinkoi内でイベントが多いので逆に作家としてマンネリ化を防げてイベント追いかけていくのが楽しい。メリハリができる。そしてイベントに乗っかれば数字もついてくる。
クリエイター側のサイト内の機能が豊富なので、駆使すれば色々と活用できるし自分なりのお店を築くことができる。
新作をコンスタントに出せば自然と閲覧数も上がるし検索上位に引っかかりやすくもなる。（多分）
以上です！
…散々書いておいて急におびえるのですが、もしPinkoiのスタッフさんがこちらの記事を読んでいたらすみません。
そして万が一読んでいたら、という事を仮定してPinkoiスタッフさんへ下記メッセージ。
レスポンスがどこよりも早くてすごく仕事がしやすかったです！
またいつかPinkoiを再開できるように頑張りたいと思います。
その時は前回運用していた以上に頑張ります！
これからの課題
minneでも海外のお客様はお買い物ができますが、まだまだ正直浸透していないのが現状です。
Pinkoiを休止して半年以上経って、ようやく1件だけ初めて海外の方からminneを通して注文がありました。
半年たって、ようやく1件です。
今後はどうやってもっと海外のユーザーさんにアピールしていくが課題です。
ここはもう、今まで通りコツコツ行っていくしかないのかな。と思います。
まだ休止して1年なのですが、今後もまた何か変化がありましたらnote.に記録していきます。
今回も長い記事をお読みいただきありがとうございました！
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