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【CASE1.女の薄毛】薄毛克服は、突然に(実践編②サロンケア)

ある日。
母の髪が増えた。
ついに植毛したのか?と思った(彼女はかつらは持っている)。
そこで私はこのことを問う。
そのことが、私の薄毛コンプから抜け出す記念すべき1歩目の出来事だった。
薄毛に悩む日々、その根源ともいえる強烈な遺伝子をくれた母こそが、私を悩みから解放するきっかけをもたらしたのだった。

あの日あの時あの場所で君と出会えなかったら

君の名は。

当時の私は、通販で購入した地肌ケア専用のシャンプーを使用し、マッサージをし、ブラッシングをし、UVケアと顔用の化粧水で保湿もしていた。
これにも書いているのでご参考に↓↓

しかし、一向に目を覚まさない。
ずっと眠っている状態で、いよいよウィッグを買うべきかと真剣に悩んでいた。
かつらをしてないのに、風が吹くたびに気になる、窓や鏡が怖い、自撮りなんて恐ろしくてしたくない、そんな哀れな気持ちをご理解いただけるであろうか。

まだアラフォーなのに…
そんな思いも大きかったかもしれない。
せめておばあちゃんと呼ばれる年齢に到達してからにしてほしい、なんて思っていたのかもしれない。

そんなときに母の髪が増えたのは、希望でしかなかったのだ。
「何をしたのか吐け!」と詰問したい気持ちを抑えながら、穏やかに、そんな気にしてないけど気になるわ将来のために的なニュアンスをもたせながら聞いてみた。

すると母の口からは「ヒト幹細胞」という、聞きなれない言葉が出てきた。


いつかまた出会ったら一緒になろうね。

幹細胞とは、専門家様の定義は以下になる。

わたしたちはみな、自分たちのからだのなかに、皮膚や血液のように、ひとつひとつの細胞の寿命が短く、絶えず入れ替わり続ける組織を保つために、失われた細胞を再び生み出して補充する能力を持った細胞を持っています。こうした能力を持つ細胞が「幹細胞」です。幹細胞と呼ばれるには、次の二つの能力が不可欠です。一つは、皮膚、赤血球、血小板など、わたしたちのからだをつくるさまざまな細胞を作り出す能力(分化能)、もう一つは自分とまったく同じ能力を持った細胞に分裂することができるという能力(自己複製能)です。

再生医療ポータルサイトより

私の弱い頭で考えると、要は細胞分裂をする側、親みたいな、軸みたいなやつと思ってる(私解釈)。
で、ヒト幹細胞というのは、ヒトの皮下脂肪から採取した幹細胞のことだ。
その培養液に、成長因子や活性物質が含まれているらしく、再生医療や美容に使われているらしい。
それをアンチエイジングなどで取り入れている美容院に通っているというのだ。

早速、自宅近くでそういう施術をしている美容院を調べて、予約をした。
もうすがる思いだった。
「まあまあ値段はする」と母の情報もあったので、ある程度給料が飛ぶことも覚悟していた。

その美容院は、ヘアースタイルというより美髪に特化した美容院だった。
なので、一般の美容院よりも年齢層も高いという。
アンチエイジング、薄毛、白髪などの相談にも慣れているようだったので、もうあけすけに悩みを伝えた。
そしてカメラみたいなので頭皮をチェックしてもらう。
あらわになった私の頭皮。
それは赤く、毛穴の周りのドーナツのような部分が潰れたり、逆にもんじゃ焼きのごとく盛り上がったりしていた。
悲しいことに、主がいないドーナツだけの毛穴も散見できた。
(ドーナツとかもんじゃとか書いたからお腹がすいてきた。それくらい今の私は薄毛の悩みが減少している)。
問題点、改善点などを一通り説明してもらい、私は日常のシャンプーの仕方もちゃんとできておらず、地肌、血へのいたわりが足りていないことを痛感した。

そしていよいよヒト幹細胞、と思ったら美容師さんから衝撃的な言葉が発せられた。

「みみみくさんの場合、まだヒト幹の前にやることがありますね」

どうやら、最高の頭皮状態に一度してみて検討したほうがいいのではないかという、財布にやさしい提案をしてくれたのだ。
それで髪が戻ったらヒト幹をする必要はないでしょう?ということだった。ヒト幹細胞を使った美髪コースは、ウン万円する。
金欠ワーママとしては通う頻度が多いと正直きついし、なかなか厳しいなと思っていた。

なんてすばらしい美容師さんだ。
よし、一度最高の頭皮を目指してみよう。
この人とともに。
ヒト幹細胞、いつかまたあなたを必要とするときが来ると思う。
そのときまで、バイバイ。


そしてついに、運命のアレと出会う。

そんなこんなで、ヒト幹細胞のコースを受けようと思ってきたけれど、結局しないことに決めた。
では何をしてもらったらいいのだろう。
せっかく予約して時間取ってもらったのに、何もしないなんて申し訳ない。
そう思っていたときに案内してもらったコース、それこそが長年の悩みを一掃してくれた運命の出会いだったのだ。

「ではハウオリをしてみませんか?」

はい?
ハウオリ?
何語?
最近流行ってるのか?
そう思ったあなた、間違いじゃない。

でもハウオリは決してすごく流行っているわけではないと思う。
先日ようやく特許を取得したようだ。
HPがあったので興味のある方はどうぞ。↓↓

薬剤を使わずに水だけで髪質と頭皮環境を改善するための技術だという。
なんだかよくわからない。
いろいろと説明をしてもらったけれど、自分に効果があるのかは正直わからない。
だけど、薬剤を使わないし、この方が言うわけだし素直に信じてやってみようと思った。

まずはシャンプー台にて、先日記事にもした湯シャンやマッサージなどを説明してもらいながら、シャンプーしてもらった。
3分、本当に長くてあの衝撃が忘れられない。
それだけで髪がしっとりしたようにも感じた。

その後、パーマをあてるときのように巻いていく。
いや、毛穴を引っ張るのが目的のようだ。
巻き終わったカーラーに棒のようなものを差し込んで、さらに引っ張る。
当時もうこの時点で痛みを感じたが、地肌環境が改善された今は痛くないんだな、これが。

そこにスチームをあて最大に毛穴を開かせる。
これは極楽だ。
頭があたたまる(当時は引っ張りで今ほどリラックスはできなかった)。

そして真打の登場だ。
お水は55℃、要はお湯だ。
人の体温や入浴のお湯より熱いが、やけどはしない温度だ。
光脱毛のライトなんかよりも低い(はず)。

それをお好み焼きのソースボトルみたいなやつにうつし…
一気にかけてきた!!
「ひゃーーーーーーーー!!!」
「あっっっつ!!!!」
「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
「NOOOOOOOOO!!!!!」
そんな私の悲痛な雄たけびとともに、美容師さんが爆笑しながら容赦なくかけていく。
私の手はなぜか無意識に、ひたすら見えない敵に向かってパンチを繰り返してしまう。
アンコントロール状態の新たな自分と出会いながらも、感動する暇もないくらい痛点がアホになっていくようだ。
これは本当にやけどしてないのか!?
本当に55℃なのか!?
ここは…地獄ですか―――――!!!!

どれくらい経っただろう(いや2分も経ってないはず)。
ぶっかけタイムが終わりスチームにまみれて(言い方)、私は呆けていた。
いや、びっくりした。
こんな熱いんだ。
でも目がすっきりして、なぜか足先まで温かい。
血が一気に流れたことがわかる。
温活とよく巷で言われているが、温めるとこんなに全身が軽くなるんだと驚いた。

ちなみに、今は基本的にまったく熱さは感じない。
だけど、肩こりがひどいときなんかは、やっぱりこのときほどではなくとも熱いー!とヤイヤイ言ってしまうくらいには熱くなる。
頭皮に血流がいってるかどうかが、熱さを左右するようだ。

そのあとは、地肌が目立ちにくいようなヘアスタイルにカットしてもらい(専門でやっているからさすがのカット力だった)、シャンプーとトリートメントのサンプルをもらって帰路に着いた。
正直、体のすっきり感と髪の毛のおさまり、ツヤ、すべてにおいて、凄まじい満足度だった。
これは通う美容院を変えよう。
帰りの電車で、もう決めていた。


きっと何年たってもこうして変わらぬ思いを持っていられるのねあなたとだから

君を待ってたよ。

その日から月に1回ハウオリをし、シャンプーも購入して自宅ケアを指導通りにした。
水ってのがなんせよかった。
悪くはならないだろうという確証があるからだ。
子供でも、皮膚が弱くても使えるってすごい安心感だった。

そして半年後の美容院で、「みみみくさん、今ちょっと触ってみてください」と言われた。
頭頂部の髪束を指で挟んで、根本から毛先に向かって滑らせる。
「うわ、全然違う…」
根本に近い、要はハウオリをしてから生まれた毛と、ハウオリ前の毛で手触りが違うのだ。
つるつるつるから急にざらざらざらとなるのだ。
さら砂から砂利交じりになったくらい違う。
本当に髪が生まれ変わったと思った。

薄毛に関しても、3ヶ月目くらいから家族に驚かれるくらいになった。
件の母もヒト幹細胞をしたと思っていたと言っていた。
半年後のそのときには、もうほぼ頭皮を気にしなくなっていた。
赤みのあった地肌は青白くなり、カメラで見てもドーナツのひび割れももんじゃもなくなっていた。

そして、小さい生えたばかりの毛を宿す毛穴がたくさんできていた。
目覚めたのだ、ようやく。
長い眠りだったね。
おはよう。
もう愛しさで目が潤みそうになる。
熱いもんをたびたび浴びせられちゃ、そりゃー目覚めるのかもしれないけど。

もちろん、いまだにフサフサではないし、血流が滞ってハウオリに絶叫することもある。
髪の悩みがまったくないわけではない。
しかし、鏡もこわくない(頭皮に関しては、だが)し、髪形も美容師さんに相談しながら私の頭皮と髪質に合った方法で、カラーなんかで遊べる楽しさができた。
なんと幸せなことだろう。

将来深刻になったら、ヒト幹細胞という心強そうなアイツが待っててくれている。
そのことも今の私の心のよりどころだ。

これからもずっとよろしくね。

ということで、3回に分けて薄毛コンプ奮闘記を書いてみた。
薄毛の悩みは、ほんとうにしんどい。

私はハウオリでようやく薄毛改善をしたが、シャンプーだけで改善する人もいるだろうし、かつらで隠す人もいるだろう。
医療で根本から治療する人もいると思う。
そもそも改善とコンプの克服は似て非なるものだ。
改善しなくてもコンプを克服はできるものなんだと思う。
そもそも、コンプと思うかどうかも、その人次第なところもあるのだ。
欧米の男性とかだとあまり悩んでなさそうに勝手に思ってるし。
でも、日本という、人からの見え方を気にする国に女性として生まれた場合、つらいと感じる人はかなり多いと思うのだ。

私はそもそも情報が不足していた。
ハウオリのことも、ヒト幹細胞のことも知らなかった。
改善に動くために情報を仕入れ、ようやくいろんなことがつながった。
結局薄毛改善は、「血」なのだという結論に至っている。
ヒト幹細胞はまた別だが、巷の方法も、ハウオリも、どうやって血を流そうかねーってことなんじゃないかと。
もっといえば、血の成分(栄養など)をよくすることでさらなる美髪を目指せるのだろう。
その方法はなにもハウオリでなくともいろいろある。

薄毛コンプを抱えている方、一人じゃないよ!!
いろんな方法があるからあきらめる前に探してみてほしい。
そんな思いで夢中で書かせていただいた。
参考になればとても嬉しい。

そして私はハウオリの回し者でもなんでもない。
それは強調しておきたい。
くれぐれも。

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