#1026. 誰かを愛したいならまずは自分を愛で満たすべき理由：お弁当箱の中身理論
まずは自分を幸せに(MJS)。
南米アルゼンチンより、
心とパートナーシップの専門家 Mimiです。
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夫とまだ恋人関係だった頃、
アルゼンチンの首都のブエノスアイレスで
日本人の人たち（駐在家族さんたち）と
お弁当を持ち寄ってピクニックをしたことがありました。
数人の日本人のお母さんたちが持ってきた
お弁当はホントーーーーーに立派で、
お弁当文化のないアルゼンチンで育った
夫には感動ものだったようです。
残念ながら私は仕事上がりだったので
お弁当を持っていけず、皆さんからいただいて
食べるだけだったのですが、自らのお弁当箱に
たくさんのおにぎりや卵焼きやウィンナーを
詰めてきたお母さんたちは、私にも喜んで
お弁当箱の中身を分け与えてくれました。
それを大喜びでいただいた私と、
お弁当文化とそのクオリティーに感動した夫。
2人とも大満足で帰ってきたのを覚えています。
誰かに喜んで与えるためには、
まずは自分のお弁当箱にたくさんのおにぎりや
卵焼きやウィンナーを詰めておく必要があります。
私や夫に喜んで与えてくれたお母さんたちは、
それを本当に心から喜んでやっていました。
ですが、お弁当自体を持っていけなかった私たちは、
誰にも何も分け与えることができませんでした。
いや、仮にお弁当を持って行ったとしても、
その中身がスッカスカだと、喜んで誰かに
与えるなんてできないですよね。。。
スッカスカだから、誰か分けてちょーだい！！
ってなってしまいますよね。。。
愛だって、同じです。
誰かに喜んで与えるためには、
まずは自分の心のコップを愛でいっぱいに
満たしておく必要があります。
ないものはあげられませんし、
スッカスカだとそのわずかな愛を与えたとしても
無意識に奪われた感を感じてしまうので、
与えた以上の見返りを求めるように
なってしまうからです。
お弁当箱の中身を誰かに与えたいなら、
まずは自分のお弁当箱の中身を
いっぱいに詰めておくこと。
誰かに愛を与えたいなら、
まずは自分の心のコップを
愛でいっぱいに満たしておくこと。
それが、自分を擦り減らさずに喜んで
誰かに与えるための絶対条件なのですね。。。
ところで、お弁当を持って行かず、
何も与えることができなかった私と夫は、
ひたすら「美味しい！美味しい！サイコー！」
と感動しまくって食べることで、
お母さんたちに「嬉しい気持ち」
というお返しをしましたとさ(^_-)-☆
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