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【妊娠希望必見】妊娠前に必ずしておくこと5選!

これから妊娠を望んでいる女性、妊活を始める方に必ずしてほしいことをお伝えします。

◼️葉酸のサプリを飲み始める。

妊娠したかまだ気づくか気づかないような妊娠4-7週に脳や脊椎などの中枢神経、内臓や耳や目など赤ちゃんのとても大事な部分が作られます。
その際、葉酸が足りていないと赤ちゃんが二分脊椎という病気になる可能性があると言われています。二分脊椎とは下半身の神経麻痺が起こり歩行障害や膀胱直腸障害がおこる先天異常です。

その予防としては葉酸を0.4mg/日(生野菜350g程度)摂取することで発生リスクを半分以下に減らせることがわかっています。
葉酸とは、野菜に含まれるビタミンB16であり食事から必要量摂取するのが難しいと言われています。
また、妊娠前1ヶ月から妊娠3ヶ月(妊娠8−11週)ごろまで摂取が必要とされているため、妊娠がわかってからではなく、妊娠する可能性がある、妊娠希望がある方は葉酸のサプリを飲み始めましょう。早すぎることはありません。


◼️ブライダルチェックを受ける

ブライダルチェックとは、産婦人科で行っている検査のことです。産婦人科によって検査項目は多少異なりますが、妊娠する前に、

✔️風疹の抗体があるか、
✔️クラミジアなどの性感染症にかかっていないか、
✔️子宮や卵巣の状態はどうか
などチェックすることができます。

●特に風疹の抗体については、

妊娠してから風疹ワクチンを打つことができないため、妊娠する前に抗体をつけておく必要があります。

妊娠中に風疹にかかると風疹ウイルスが胎児に感染して生まれてくる赤ちゃんが「先天性風疹症候群」という病気になることがあります。3大症状と言われるものとして先天性心疾患、白内障、難聴があり、その他にも糖尿病、発達遅延、網膜症などなど重篤な病気にかかる可能性があります。

そのため、本人だけでなくパートナーも風疹抗体があるか確認をし、抗体が低ければワクチン接種をしていただきましょう。

風疹ワクチンはお住まいの地域で無料接種が可能なこともありますので、産婦人科または地域の保健所に問い合わせてみましょう。

●性感染症については

症状がなくても罹患していることがあります。特にクラミジアはオーラルセックスでもうつることがあり、無症状が多いですが不妊の原因となる可能性もありますし、流産、早産の誘因となることもあります。
クラミジアは赤ちゃんに感染すると赤ちゃんに新生児結膜炎や新生児肺炎が起こることもあります。

ブライダルチェックでこういったことを調べておき、事前に予防や治療することがとても大切になってきます。


◼️禁煙・禁酒をする。

妊娠がわかるかわからないかのタイミングで喫煙や飲酒をすることで赤ちゃんに以下のような悪影響を及ぼす可能性があります。妊娠がわかってからも喫煙・飲酒はNGであるため、早めに禁煙・禁酒をしましょう。また、副流煙でも赤ちゃんに悪影響があるため、パートナーや同居する家族にも禁煙してもらいましょう。

喫煙が胎児に及ぼす影響
・流産、早産
・妊娠中の異常(前置胎盤、常位胎盤早期剥離)
・低出生体重児
・乳幼児突然死症候群
・神経発達障害

アルコールが胎児に及ぼす影響
・流産
・死産
・子宮内胎児発育遅延
・顔面や心臓、関節異常などの奇形
・精神遅延や多動症

◼️持病があり薬を飲んでいる方は主治医に相談する。

妊娠すると飲んでる薬によっては赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があります。主治医に妊娠したいことを伝えて薬を飲み続けて良いかどうかを確認しましょう。


◼️妊娠した場合、どこの病院でお産をしたいかを考え調べておく。

妊娠検査薬で陽性が出てかかりつけの産婦人科を受診して妊娠がわかったとしても、クリニックの場合などお産を扱っていない産婦人科の場合もあります。そういった時にかかりつけ医に紹介状を書いてもらいお産をしたいと思う産婦人科へ分娩予約を行う必要があります。

人気な産婦人科であればもう予約が取れない、、ということもある可能性があります。そのため、ご自身がどういった施設の産院で、どんなお産をして、どんな産後の入院生活で母乳育児も力を入れたいのかどうしたいのかを事前に考えリサーチしておくことが重要です。

いかがでしたでしょうか。妊娠を希望されている方は事前の準備として以上のことを行い、妊娠した後のリスクを少しでも下げるよう心がけていただけると嬉しいです。


mimi*

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