サンタさんは、いますか。
あなたは、サンタを信じていましたか?
恥ずかしながら 私は…
中学にあがるまで、その存在を信じて疑いませんでした。
( この時点で大分痛いけど、贔屓目に見てもらえるのなら、ピュアだということにしてください。)
12 月 25 日*↟⍋*↟
いつもより少し早く目を覚ました枕元には、プレゼントと共に、便箋に入った お手紙がありました。
一年間の私を、目一杯褒めてくれ
『 来年もプレゼントを持ってくるから、また いい子でいてね。』
という文末でくくられた…
ちょっぴり歪な文字と、子供でも分かる、時々誤字混じりの辿々しい文章。
書道師範の資格をも持つ母が、私と妹に一通ずつ、敢えて それっぽく書いてくれていたのです。
これは、いい子でいても、そうでなくても…
高校を卒業して、実家を離れるまで続きました。
誰かが見てくれているという事は、
見捨てないでいてくれているという事は、
' 存在意義 ' になると思います。
『 また いい子でいてね 』は…
『 また いい子でいよう 』という自信を与え、自己肯定感や自己有用感を高めてくれると共に、コンプレックスをも 個性に変える。
承認の本髄。
そして、それが、自立にも繋がる…
私にとっては、まるで 魔法の言葉でした。
皆、褒められると 嬉しいですよね。
そのままを…
そして、' どんな自分でいても ' 愛してもらえる喜びを、私は、幼い頃から享受していたのだと思います。
『 Yahoo 知恵袋 』
小 6 の子の「 私はサンタさんがいると思っています。 」という文で始まる質問にてやり取りされた、以下の回答が好きなので引用します。
( 中略 )
ただ言えるのは、今サンタの代わりにプレゼントを作っている人も「このプレゼントを受け取った人が幸せになるといいな」と思いながら作り、運んでいる人も「このプレゼントを受け取った人が幸せになるといいな」と思いながら運び、枕元に置く人もあなたの幸せを願って置いているんです。 サンタクロース 一人だけがあなたの幸せを願っているのではなく、他にもとてもたくさんたくさんの人が子ども達の幸せを願っているからこそ枕元にプレゼントが届くのです。それはとてもとても素晴らしい事ですよ。ほんとに。
あと、あなたも将来こうした「サンタの代わり」を担うことがあるかもしれません。「人に幸せを与える側」に参加できるというのは、これもまたとても素晴らしい事なので機会があったらぜひどうぞ。
サンタさんは、いますか。
『 はい、います。』
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