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いい夫婦の日に、結婚観について考える。

未婚・晩婚化が進む今
結婚適齢期というものは、おおよそ 28 歳らしい。

高校卒業後、大学進学の為に地方都市へ上京。
そのまま就職をし、一人暮らしを謳歌おうかしている私だが…
元々は、終電 9 時台の田舎で生まれ育った。

田舎に暮らす人間は、良くも悪くも他人に干渉しがちである。
『 𓏸𓏸ちゃんが結婚するんだって 』
という情報は、回覧板のように、一方的に人伝えで耳に入ってくる。
そして、もれなくオマケで
『 みみ。ちゃんは、まだしないの? 』
という、非常にお節介な質問の流れ弾に被弾をすることになるのだ。
その度、他人へは、愛想笑い混じりにやり過ごし…
親には
『 結婚する気なんか ないから 』
と、一掃いっそうしてきた。

実際、恋愛至上主義ではないし、社会的・経済的・精神的自立が出来ていれば…
しくは、出来ていなくとも…
結婚 ' しない ' という選択も また、ありだと思っている。

雇用ジャーナリストの海老原嗣生さんも、とあるコラムの中で以下のように話していた。

「 経済的に男性に頼る必要がなくなった女性は、無理して結婚を選ばず、少子化が高進した。ではなぜ結婚を選ばなくなったかというと、専業主婦を前提とした『 幸せな家庭像 』が令和の男女の心に残っていることが大きい 」という。

WOMAN

泣き虫の私が精神的自立をしているか否かは別として、少なくとも、後の二つはクリア出来ているだろう。

『 亭主関白 』という言葉があるが、これは今や過去の遺物。
現代にいては、様々な夫婦の形があって よい。
私自身も、共働きの家庭に生まれ、母も正社員フルタイムどころか残業して働いている姿を見て育ってきた為…
『 相手に、幸せにしてもらおう 』という、打算的に似た気持ちははなから毛頭ない。
又、『 結婚すれば、幸せになれる 』というステレオタイプでもなく、どちらかといえば、憧れよりもリアリズムの方が 強いと思う。
家事も育児も、家計のやりくりも、両親がそうであったように、出来る方が出来る時に順応的にこなす。というのが理想である。

いつか
『 結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです。』
というゼクシィのキャッチコピーが話題になったことがあるが、これもまた、' 結婚が幸せ ' とは唱えていないし、' しない幸せ ' だって尊重している。

結婚しなくても幸せになれるこの時代に…
頭の中 お花畑( ついさっき、彼氏に言われたばかり )で、泣き虫で、変なところ頑固で、可愛げがない私にも関わらず こう言ってくれるから

11 月 22 日の LINE

幸せは 自己生産するし、結婚も ありかもなぁ。
と思っている。

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