「よく分かんないんだけど」
そう前置きして君は話し始めた。案の定、あまり中身があるとは思えない話だったけど、あんまり瞳が輝いているから遮る事もできずに。僕は適当に相槌を打ちつつ、君の若干大きな身振りを見ながら思う。こんな日々に名前をつけるとしたら、それを幸せと呼ぶのかもしれない。

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