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球種:スカイフォーク

昔、アンダースローで投げられる練習をしていて、色々と変化球も試していた。

オーバースローだったけれど、体が柔らかかったことと、何よりアンダースローの投手がマウンドで魅せる立ち居振る舞いがカッコよかった。
当時はまだyoutubeなどもなく、雑誌に掲載されたプロ野球選手の連続写真を何度も見ながら何度も見よう見まねで習得した。

当時は、千葉ロッテマリーンズに居た、渡辺俊介選手を真似してた。
当時はあまり本を読まなかったのに、本屋で『アンダースロー論』/渡辺俊介を見つけて、新書なのに何度も読んだことを覚えている。

今思うと、のめり込むって、こういうことなんだろな。

変化球もカーブとフォークを投げてみた。
どちらも軌道がオーバースローと異なり、投げてる自分でも生き物みたいな球種と軌道だなと驚いた。

カーブに至っては、下手から投げるので一度浮いて曲がりながら斜めに落ちる。

スカイフォークは、アンダースローで投げるフォークボール(スプリット)であり、無回転のまま揺れながらフワッと浮いて、バッター手前でストンっと落ちる。

結局、公式戦では投げられなかったけど、あーでもない、こうでもないと悩みながら試してた。あの体験が忘れられない。

久しぶりにキャッチボールがやりたくなった。

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