やさしさのまほう

在宅で時間ができ、やっていることの一つとして読書の時間をとること。

夜、夕飯がすんだら、片づけをし、テレビを消して、本を読む。お風呂で半身浴をしながらだったり。もし時間があれば、お風呂の後に温かい飲み物をのみながら。

読んでいるのは、なぜか心を惹かれて手に取った小川糸さんの作品たち。本屋さんは休業中なので、ネットでまとめ買い。

彼女の小説・エッセイを読むと、とてもやさしい気持ちになれるから、不思議。エッセイなんて、特になんてことない彼女の日常なのだけれど。ちょっとした表現に、小川さんのお人柄、丁寧さ、優しさが文章からあふれている。

しあわせにする、とはちょっとちがう、彼女の作品は、人をやさしくする。

何かによって、人を、しあわせにする、やさしくする、かしこくする、かなしくする、いろいろあるけれど人の心をうごかせるって、まるでまほう。

nao

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