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小説

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書いたやつはとりあえずここに放り込んでます。少し読みにくいと思われますが、まとまった量ができた話から別途まとめる予定です。 ※新しいものが上に来ています。思いついて書いたものをど…
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あの日は私の命日だし、生まれ変わった日でもあった。しみったれっぱなしの人生送るくらいなら人間辞めた方がマシだって、あの時も今も思ってる。若い時ってそういうものでしょ?実際そうなっちゃった人はあんまりいないだろうけど。頭の中にいるサイコ野郎も、それはそれで退屈しないから別にいい。

今日もどこかでビルが上から3フロアくらい吹き飛び、教会は神の鉄槌だとか言ってた。で、みんな内心はどうかわからないけど、その通りだとか言う、そういう街。その一角で悪魔が連中の世界とこの街との繋がりを強める儀式を行ったのだ。その余波で私のいた神学校は見るも無残な状態となった。

この街では教会より高い建物は存在を許されない。そんな法律は存在しないが、そうなっているのだ。高さは神への近さであり、権威。教会自体が周囲を取り込みながら巨大生物のみたいに年々伸び続ける一方、調子に乗った企業のビルでは遠からず謎の爆破事件が発生し、いろんな意味で崩れ去っていった。

こいつが言うには悪魔が悪魔を直接殺すことはできないらしい。それでも殺したくてたまらなかったこのサイコ野郎は、魔術だか呪術だかで霊体となり、人間に憑くことで欲望を満たしているのだ。彼方の天を衝く大教会が目に入る。「よりによってこの街に、悪魔ねぇ」(この街だから、の間違いですね)

「悪魔ってなんであんなばっかなのよ」寮への帰り道、誰もいない道で呟く。(私を見習って少しは紳士的であってほしいものですね)「あんたは間違いなく頭おかしい選手権上位だから。保証sる」(おや、それは心外)こいつはさっきのと同じ、悪魔。私はこいつに命を拾われた。趣味は、悪魔を殺すこと。

路地裏。壁の模様も空も、ぐねぐねしてる。「アギャギャギャーッ!?」油断しきった巨体を多数の弾丸が貫き、色ボケ悪魔の身体は両断寸前。「お、おのれきさグギャーッ!」「うるさい」両断完了。巨剣は銃に戻り、ぐねぐねも元通りになった。(いいですねぇ、なかなか小洒落てますよ)頭の中で声。

(あらすじ:私、キャシーは突如しみったれた神学校生活から解放され、ついでにあんまり人間でもなくなっちゃった!悪魔が起こした儀式によって死にかけた私を生かしたのは、同族殺しが趣味のパンク悪魔野郎!そいつの趣味と私の憂さ晴らしを兼ねて、とにかく悪魔をぶっ殺してやるわ!マジヤバイ!)