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ライターとしてのプロフィール写真を撮影する その1

プロフィール写真を撮ることにした話を先日書いた。撮影を終え、実際に使うカットを絞りこみ、ようやくアップできるところまできた。noteのアイコンも変えてみたのでよろしければご覧ください……。

今日は、プロフィール写真を撮影するにあたり、何を考えて、どんな手順を踏んで撮影したかを備忘録的に記しておこうと思う。

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まず、写真の目的をはっきりさせるところから始めた。その上で、目的にかなうイメージを膨らませて、カメラマンの方と打ち合わせをした。

今回の私の撮影目的は、ライターの仕事をするときのプロフィール写真を撮ること。お客様が仕事を頼んでみたい、この人にならまかせても大丈夫と思ってくださるような写真にしたいと考えていた。くだけすぎず、ある程度まじめさがあって、それでいて親しみやすいイメージ、といったらいいか。こうして振り返るとよくばりな希望だけど。

Facebookなどでよく見る、外で、背景がいい感じにぼけて、本人は目線を外しているフワッとした写真にあこがれていた。しかし、打ち合わせをしながらよくよく考えてみたら、そういう写真は自分に似合わないし、目的にかなった絵でないと気づいた。

ということで、当日はスタジオで、しっかりカメラ目線の写真を撮ってもらうことに決めた。念のため目線を外した写真も撮ってはみたが、まあ、このはまらないこと! プレビューでチェックしたら、「頭上を飛んでいる虫が気になって目で追っている人」にしかみえなかった。やめて正解である。

次に服を選んだ。「くだけすぎず、ある程度まじめさがあって、それでいて親しみやすい」と思ってもらえそうな服を考え、手帳に書き出していった。今回、全身写真は必要ない。上半身のコーディネートだけ考えればよく、その点は楽だった。ジャケット、その下に着るシャツ、単品で着るブラウスなどを選ぶ。

色は黒以外がいいとカメラマンにいわれたものの、手持ちのジャケットは黒やグレーばかり。前日に、まだ一度も着ていないベージュのリネンジャケットがあったことを思い出し、それももって行くことにした。結果的にこの服がいちばん見映えがした。胸元に何かあったほうがいいとカメラマンからいわれたので細いネックレスも一本用意した。腕時計も持参したが、こちらは結果的に出番がなかった。

撮影用の小物も用意した。物を持って撮ると素材写真のようにになりそうなので必要ないと思ったが、いちおう持って行くことに。用意したのはペンとノート。ペンやノートを持ったポーズでも撮影したが、やはりわざとらしさが否めない。とくにペンを持った写真は不自然だった。

今回の撮影では、ヘアメイクの方にも来ていただくことになった。ふだん熱心に化粧をしないので、道具はないし、仕方もわからない。化粧はちゃんとしたほうが絶対にいいとカメラマンさんが強くすすめたため、専門の方を紹介していただいた。念のため、当日は今使っているささやかな化粧道具一式と、くしを持参した。口紅だけは私物を使って撮影に臨んだ。

当日の様子は次回に。