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「手売りブックス」のチャリティに参加する

インターネットバンキングを使った寄付とは別に、こんなチャリティにも参加していた。

スロウな本屋さん×ミシマ社「手売りブックス」チャリティ販売

ミシマ社さんの「手売りブックス」シリーズを岡山市の「スロウな本屋」さんで買うと、1冊ごとに300円が寄付される。もともと買おうと思っていた本だったので、迷わず注文し、本日届いた。

なんでもかんでも自粛したり控えたりしては消費が冷え込んでしまう。こういうチャリティをするのはいいなと思う。

本といっしょに手売りブックスならではの「手売りシール」が同封されていた。貼ってもはがせる付箋のようなシールで、売り手がメッセージを書いたり、スタンプを押したり。カスタマイズした上でお客様に本を手売りすることができる。読者が好きなところに貼ってもいいみたい。

さんざん悩んだあげく、私はここに(写真左下)。
郵便のはみ出した消印をイメージして貼った(なんのこっちゃ)。はみ出した下部分は表紙の裏に折り込んだ。

注文した本『究極の文字を求めて』(松 樟太郎 著)は、か・な・り脱力系の本。寝転がって笑いながら読んでいたら、この暑さと相まって、午後の仕事開始が遅れてしまった(ほめています)。

「あの『声に出して読みづらいロシア人』著者、待望の新作!」とあるとおり、前著の脱力具合に期待しての購入である。結論をいうと、まったく期待を裏切らない内容だった。松さん自身はおそらく、博覧強記の方。その知識を自分だけで楽しむのではなく、庶民の目線にまで下ろして料理し、私のような読者まで喜ばせてくださるのである。松さん、どれだけ引き出しがあるのか……。

前作『声に出して読みづらいロシア人』とあわせて、ぜひ手にとってご覧ください。松さんの第三作が待たれます。