脱スピによって得られた「本当に欲しいもの」

昨日投稿したスピリチュアルの卒業 。

なんで卒業しようと思ったかって
なんか本能的なものだったんだよね。

スピリチュアルや潜在意識の分野で
学んできたことって

自分のエネルギー・周波数・意識が
現実を創っているっていう世界観。

つまり
「自分由来の力」が
自分の世界を創っていると。

起こる出来事も、
目の前に現れる他者も
すべて「自分のエネルギー・周波数・意識」によるものだと。

現象化させるのは
宇宙や潜在意識という大きな力によってだけど
その大きな力の効力を発揮させるのに必要なのは
自分のエネルギー・周波数・意識だから
「自分由来の力」が世界を創っていると。

独りで子どもを育てることになって
不安で不安でしかたなかった
10年前の私にとっては

その「世界は自分で創れる」という世界観は
自分で人生を歩んでいくために
活力になるものだったし

自分次第なら
もっともっと幸せになるぞ！っていう
行動するためのエネルギーになった。

完全にスピリチュアルの世界に
一度振り切ろうと決めて
２年くらい経つんだけど

昨日急にふと感じたのよ。

わたし、このままだと
人に感謝できなくなる！！！！！！！

人に感謝できない人生なんて
いやだ！！！！！！！！！！

って。

実際に、ここ最近じんわりと
人への感謝の気持ちが
薄らいでいた気がするんだ。

すべて自分のエネルギーなんだから
人にしてもらった良いことも嬉しいことも
100%「自己由来の力」ってなっていて

人にしてもらった感謝より

「この現象、自分がつくった！私すごい！」
っていう感覚に陥ってたの。
今思うと。

100%すべてのものが
「自己由来の力」で
現象化した、引き寄せた

ってなると

私は
人に感謝できなくなるんだって
気づいてしまって。

そんなのやだ！！
私は人に対して心から
「ありがとう」って感じられる人でいたい！！

って強烈に思ったの。

スピリチュアルの世界でも
「感謝が幸せを引き寄せる」って
耳タコレベルで言われてるから

感謝を大切に、
ってずっと思っていた。

感謝を大切にできているって
思っていた。

だけど、違ったの。

幸せなことを引き寄せるために
「感謝しなきゃいけない。」

って

いつのまにか
「感謝」が目的ではなく
手段に変わってしまっていた。

感謝するから
幸せちょうだい、って。

ちがうちがうちがう！

わたしが感じたい「感謝」は
そんな薄っぺらい
損得勘定で作られたものではない。

純粋に素直に
「心から人を思う気持ち」で作られた
形容しがたい温かさこそが

本当に感じたい感謝なんだ。

100%自己由来の力で
引き寄せている・現象化している
というメガネでこの世界を観るのは
やめようと思った。

自己由来の力ももちろん働いてる上で
「他者の力」「つながりの力」というものが
調和されて働いている。

手と手を取り合って生きている。

そんな感覚で
私は生きていたいのだと、わかった。

それに気づいたら、

心の奥底から

ぐわんぐわんと

今まで出会ってくれた全ての人への

「感謝」が

自然と溢れて止まらなくなった。

自然と涙が出た。

ありがとう..

ありがとう..!!

ありがとう..!!!!!!

って

なんの混じりけもない

ただただ素直な
「ありがとう」が

私の心いっぱいに溢れてきた。

現象化のために感謝しよう
だなんていう意図的なものではなく。

澄み切った気持ちの良い
ありがとうの感覚。

あぁ、私が欲しかったものって
コレなんだ。

これを感じたかったんだってわかった。

昨日それに気づいてから

この世界へのありがとうが
ナチュラルなものになっていってる。

今日も、
融資を受けてる銀行の担当さんとのやりとりで
担当さんに対して
心底感謝の気持ちを感じて泣きそうになった。

担当さん、
私のためにすごく誠実に丁寧に対応してくれている
本当に素晴らしいお人柄の方で。。

してくれていることにも
もちろんありがとうだし

あなたの存在そのものにも
ありがとうだよ(：；）って
すごく愛おしい気持ちになった。

私って、ふわスピで
地に足ついてなかったんだなって
やっと気づいたよ。

自分はふわスピじゃない！
地に足つけて生きてる！って思ってたけどw

10年縋っていたスピリチュアルを卒業して

すごく大切なことを
私は思い出すことができたんだと思う。

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（これはあくまでも
私独自の感覚による気づきなので
他者のスピ活動やスピに対する信念を
とやかく言うつもりは
もちろんありません。
みんなそれぞれ好きに生きてる。
それでいい！）