思いやりトライアングル
8月10日(日)
朝、目が覚める。むくりと起き上がる。
玄関の戸を開けて朝のぜんぶに「おはよう!」と、あいさつをする。
今日は ごはんさんと こもれびの森に行った。Oさんがみえた。
とても忙しかった。明日も午前中に出発するので今日の日記はトピックだけ書こうと思う。
以前、私は ごはんさんに渡したいものがあった。
でも、ごはんさんが「みるさんからは受け取れない。」と言った。
なのでOさんに渡すことにした。Oさんに渡すと自然の成り行きとして、Oさんと共に ごはんさんのところにも渡されるからだ。
すると、Oさんが「僕を介さないで直接ごはんさんに渡すのがいちばんいい。」と言った。事情を説明してOさんに受け取ってもらった。
そして、ごはんさんとOさんと私とで それぞれにみあったものを分けあう形になった。
今日、Oさんがみえて少しその話になった。そのとき気がついた。
ごはんさんもOさんも私も誰も自分の利益を考えなかった。
ごはんさんもOさんも私もみな自分以外の2人に利益をもたらしたいと思った。
そして、結果的にみんなで分けあうことになった。
素敵だな。と、思った。
みんなで譲りあって、そして分けあった。
それは、草原に爽やかな風が吹くような きもちのいいことだった。
思いやりトライアングルだ。
なんでも自然に出てくることは心地がいい。
「しなくてはいけない。」と思ってするのは心が詰まるような感じがする。
帰りの車の中で、刻々と変わる夕方の空を ごはんさんと 何度も「きれいだね。」と言いながら、うっとりと眺めていた。
夜になった。びっくりするくらい真っ黒な空に黄色い月が浮かんでいた。バナナみたいだった。
帰り着くと星がとてもとてもきれいだった。うっとりと眺める幸せな びきちゃんだった。夜のぜんぶに「おやすみ」を言う。
今日もいい一日だった。
*びきちゃん=私