おっさんだけど、仕事辞めてアジアでブラブラするよ\(^o^)/
23年6月1日 ホーチミンその1
というわけで、わたしは今、ベトナムはホーチミンのホテルで寝そべりながら、このブログを書いています。
今日はベトナム初日、というか日本を出国して初日です。早朝4時に起床し、5時から電車に揺られ、9時前に飛行機に乗り、現地時間の13時半にホーチミンに到着。海外に到着して、旅行者がまず最初に行うこと、それはスマホのシムを現地仕様にすること。こうすることで、現地でもネットに接続することができるのです。次に行うこと、それは現地通貨を入手することです。わたしはここで躓きました。何がどう悪いのか、どれだけわたしがATMを操作してもベトナム通貨であるドンは一向に出てきませんでした。
途方に暮れたわたしは、なけなしの円を空港で両替。当然レートはかなり悪いことが予想され、その代わりといってはなんですが、市内までの交通手段をタクシーではなくバイクにしました。たぶんかなりオフィシャルなバイクタクシーに頼んだと思うのですが、この運転手であるおっちゃん、すでに初老の域に達しているであろうおっちゃんが飛ばす飛ばす! クラクションを常用しながらホーチミンの街を誰よりもアクセルを開け疾走するのです。しかも後部シートに座る体重78kgのわたしを考慮し、途中でタイヤの空気圧を入れ直す周到さも持ち合わせ、そして最後には適当なところ(ホントに適当)でわたしを下ろし、そして追加料金を要求するのも忘れないナイスガイなおっちゃんでした。ちなみに、「NO!」と拒否するとにっこりしながら帰っていきました。
そして、宿に向かって歩いていると、嬉しい偶然が起きました。前から歩いてくる女性、サングラスをかけ、身軽な格好で颯爽と歩いてくるその女性は、京成上野駅から飛行機の座席でもベトナムでの入国審査でもずっと見かけていた、同世代の日本人女性でした。そこで初めて言葉を交わしたのですが、不思議なものですね、京成ライナーの座席で盗み見た時よりも何倍も輝いて見えました。もともと美形の人だなと思っていたのですが、ベトナムの地で、ホーチミンの酷暑と喧騒の中で、彼女は本当に凛として輝いて見えました。反対に、わたしは彼女の目にどう映っていたのでしょうか?
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