実際どうなの服薬開始/adhd/asd

アトモキセチンが処方されました!!

予約した日に行けのは5割、問診票は書き間違えるわで「まぁだから来てるんですけどね?」という有様でしたが、よっこらどっこい診断→服薬まで辿り着きました。
流れとしては、

初診→WAIS→心理士による結果解説→医師による確定診断、服薬処方開始

処方されたのはアトモキセチン、ストラテラの後発薬です。

周りではコンサータの民が多かったし、ストラテラは効く効かないの差があるとも聞いていて「ふーん…?」と思ったのですが

いやこれが効くのなんの。
嘘やろ、そんなことあるかいな、ってくらい効きました。

・起きている間、目が覚めている
・パニックにならない
・死にたくならない

私は初日から効果が顕著で嘘みたいでしたが、普通効果が感じられるのに2週間はかかることが多いらしいです。
現在服薬4週目の雑感としては

・起きている間、目が覚めている
何言ってるの?と思う方も多いかも知れないんですが、頭と身体が泥人形のような眠気に支配されて、寝ても寝なくても覚醒感が得られず、常に徹夜明けのようなコンディションだったんです、が、「別に眠くはない」(寝ることも出来る)というあり得ない快適さを手に入れました。
珈琲もエナドリも効かない特殊眠気体質に終止符が打たれて愕然としています。目が覚めることあったんや…

・パニックにならない
何かやらかしたあと、関連するが関係ない様々なことが、引き出しをぶちまけたように頭に散乱して大混乱することがなくなりました。
タスクや予定が多い日も、多いというだけでパニックからの抑うつコースがなくなり快適。
あと作業中に話しかけられてもキレない。ひたすら話しかけてくる子供にイライラしなくなりました。これは子育てのアド爆上がりです。

・死にたくならない
死にたくならない。ならないんですよ。
やらかしても「うん…」で終わる。
歩くだけでも「下手に喋る分だけ路肩の石にも劣る〜死にてぇ〜〜!!!」と思いながら日々過ごしていたの、性格や考え方ではなくノルアドレナリン不足だったんですねぇ。

厳密な機序はわからないらしいんですが、ノルアドレナリンの再取り込みを阻害して濃度を上げる働きをするそうで
ノルアドレナリンはストレスに抗う力や、覚醒に働くそうです。
抗うつ剤にもこの機序を利用したものがあるらしいので、死にたみ激減したのも納得です。

やったね大成功!

…で、終わればいいんですが
肝心の「生活が回せなくて詰んでる」については一切改善がありません。

詰まなくなることが目標でしたが
詰んでも死にたくならない、に着地してますね。おかしいな。

ADHDの薬ですから、脳内の多動や衝動的な消費、不注意などに働くはずなんですよ。

でもどちらかというと、キューーーーーッと根詰めて考え込み厳密さを追うASD的なところが緩和されたように感じています。不思議。相乗効果だったんでしょうか。

私個人でいうと、精神病質な思い詰めるところに落っこちない安全弁が設置されて安心感があり、服薬を始めて本当に良かったと思っています。

薬で全て解決することではないから、効果が安定するのを待ちつつ、生活の組み立てを見直していかないといけないのかな?と思っていますが

死にたみから出発する見直しよりも
落ち着いた気持ちで冷静にスタートを切れる状態のほうがやっぱりいいと思うので
カウンセリングの利用なども視野に入れつつ、家庭生活の安定を目指して頑張ろうと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?