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僕が宇宙に行った理由

お正月休み最終日、この映画を観た。
僕が宇宙に行った理由公式サイト

公式サイト画像より

<映画概要>公式サイトより

本作は、前澤友作が、過酷な検査やトレーニングを経て宇宙に飛び立つまでの道のりや、国際宇宙ステーション(ISS)での12日間の滞在、そして地球へ帰還した後まで密着したドキュメンタリー映画です。

日本の民間人として初となる宇宙旅行に密着し、宇宙にまつわるバックステージを鮮明に詳細に描いた初めての作品となります。

少年時代にハレー彗星を見たことで宇宙に興味を抱き、「どうしても、宇宙に行きたかった」と語る前澤が、民間人として宇宙に行くことができることを知り、人知れず宇宙旅行にむけてプロジェクトを始動したのが2015年。そこからカメラを回し始め、2021年にソユーズ(ロケット)が打ち上げられるまでに要した期間は約7年。

宇宙に魅了され、夢に向かって挑戦し続ける一人の男の姿と、迫力のある音や映像の打ち上げシーン、そしてISS滞在中の貴重な宇宙での映像が一つの物語として収められています。

監督は、前澤とともに宇宙に向かった平野陽三。

ロシアでの訓練生活や、宇宙での前澤の本音に迫った、臨場感あふれる映像を届けます。

初っ端から、下世話な話になりますが、映画を観ながら思っていたことは「費用はいくらくらいなんだろう?何千万だろう?1億くらい?3かな?」だった。

が、調べてみたら・・・。60億くらいと予想されていて(一人当たり)。金銭感覚が、自分の住まいと宇宙空間ほどの差を感じた。

前澤氏が宇宙へ行ったのは、話題になっていたけど、snsなどでは「お金持ちはすごいね」レベルで書かれていることが多かったように記憶している。

私も「そうだね」と思うこともあったが、宇宙飛行士の訓練の厳しさを何かで読んだことがあり「あの訓練を前澤さんが?」と思うと、話題を集めるだけに宇宙へ行ったのではないことが想像された。

それに、私とは違う「お金持ち(というレベルを超えているけど)」の頭の中ってどうなっているんだろう?という興味から、映画のチケットを買ったのだ。(ムビチケの前売り^^)


宇宙飛行士が宇宙へ行く場合は、約3年ほどの訓練が必要だけれど、一般人なら半年ほどになるらしい。とはいえ、映画でその様子を見る限り、、、、たとえ私が前澤氏と同じ経済力があったとしても「絶対に無理」と思った。

「大変そうだね」というレベルではなかった。

お金があるからといって、簡単に宇宙へは行けそうもない。「一般人も宇宙旅行できるようになる」と耳にしたことがあるけど、いやいや・・遠い国へ旅行するのとは雲泥の差がある。ありすぎる。

それは、命をかけての旅なのだから、当然のことだ。


体力もない50半ばの私は、訓練の様子を見ているだけで肩が凝ってしまったのだけど、スクリーンの中の前澤さんは、まさに「死に物狂いの」訓練を終え「楽しかった」と話していた。

さすがのマインド!!!
これが、庶民と富豪の違いなのかも。


その「死に物狂いの」訓練を経て、ようやく宇宙へ旅立った前澤さんを含むクルーのみなさんも、ISS(国際宇宙ステーション)に到着すると和やかな雰囲気になっていた。

宇宙に到着し、眼下に見下ろす地球。暗闇の世界から、一気に眩い光の世界へ。直視できない、といった様子の前澤さんの向こうには、青い地球が広がっていた。

スクリーンいっぱいに映った地球は、ただただ美しかった。「これが、私の住む星なんだ」そう思うと、熱いものが込み上げてきた。

こんな美しい星に生まれ、そして、今ここに生きている。
なんて幸せなんだろう。

そう思わずにいられなかった。
真っ暗な宇宙の中の、真っ青な地球は、私たちの星。
私たちって、ここにいるだけで幸せなんだね。


映画は12/29に公開されたばかりなので、まだ間に合うと思います。
このドキュメンタリー映画、私的には、すごくおすすめ!

「僕が宇宙に行った理由」の劇場情報はこちら

高校生以下は500円だよ!(2024年1月8日まで)
詳細はこちら



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