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ときに川は橋となる

アートが好き


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夏に行ったオラファー・エリアソンの『ときに川は橋となる』、東京都現代美術館で開催されていたもの



エリアソンは1967年デンマーク・コペンハーゲン生まれ。デンマーク王立美術アカデミーで学んだ後、95年に渡独し、スタジオ・オラファー・エリアソンを設立。テート・モダン(ロンドン)に巨大な太陽を再現した《ウェザー・プロジェクト》(2003)や、ニューヨークのイースト川に人工の滝を出現させたパブリックアート・プロジェクト(2008)など、私たちと自然との複雑な関係をめぐる思考が反映された大規模なインスタレーションで広く知られ、アートを介したサステナブルな世界の実現に向けた試みが国際的に高く評価されている。


入ってすぐ圧倒された

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「おそれてる?」




日々、見慣れているものは、別にありがたくもなんともありません。仮にある日、「あ、すごいな。きょう夕陽、キレイだな」と思ったとしても、「明日も見るだろうな」と思うと、それで終わってしまいます。でも、エリアソンが行ったように、いったん別のフレームに入れ替えられた状態で見ると、その翌日から夕陽の見え方は変わってきます。エリアソンは、私たちの知覚の中に蓄積されてきた自然、夕陽、空、風、霧、雲、天気の変化などのありふれたイメージを、リ・フレームすることによって、別の出会い方をさせようともくろんでいるわけです。


『「なぜ?」から始める現代アート』っていう本を読んだ時にエリアソンが出てきて、思い出したの



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自然も光も色も未来永劫同じものなんてないもんね

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