「かごめ歌」の謎。鶴と亀とは、天皇家と藤原氏のことだったのか。
今回は、改めて「かごめ歌」について考えていきたいと思います。
「かごめ歌」は、京都府宮津市にある籠神社(このじんじゃ)の歌だということですので、歌詞にある「かごめ」とは「籠目(六芒星)」であると考えます。
「鶴」で思い起こされるのが、島根県大田市にある物部神社です。
物部神社の神紋が、「ひおい鶴」という、真っ赤な太陽を背負った鶴であるからです。
物部神社の祭神である、宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)とは、鶴に乗って来た神ということです。
宇摩志麻遅命は物部氏の祖とされていますが、その父とは饒速日命(にぎはやひのみこと)です。
饒速日命とは、籠神社の祭神である彦火明命(ひこほあかりのみこと)であり、徐福であると言われています。
そのため「かごめ歌」の中の「鶴」とは、「物部氏」のことを表しているのではないか、と考えられます。
籠の中の鳥に対して、「いついつ出やる」とは、いつ出て行くのかと出て行くことを期待しているようにも読み取れます。
上記によると、籠神社奥宮に祀られている豊受大神は、籠神社の主祭神である彦火明命よりも先に、真名井原の地(現在の奥宮真名井神社)に鎮座したということです。
この地は匏宮(よさのみや)と呼ばれ、671年には、祭神が籠に乗って雪の中に現れたという伝承に基づき、社名を「籠宮(このみや)」と改め、彦火火出見尊を祀り、719年には主祭神を彦火明命に改めたとされています。
匏宮(よさのみや)へ籠に乗ってやって来たのが、海幸山幸神話に登場する、山幸彦である彦火火出見尊であったというのです。
彦火火出見尊とは神武天皇の諱(いみな)でもあるため、籠神社は、天皇家の権力によって彦火火出見尊を祀ることになり、その後も籠神社の意志に反して彦火明命(徐福)を祀らされているのではないか、という風にも考えられます。
この記事最上部で引用している記事では、「鶴」とは日神であるとされています。
「鶴」とは天皇家の皇祖神である、天照大神のことを表しているのではないでしょうか。
このことから、「鶴」とは天皇家を表しているとも言えそうです。
それでは「亀」とは、何を意味しているのでしょうか。
亀で思い起こされるのは、籠神社にある亀の背に乗っている姿の倭宿禰命像です。
浦島太郎も、亀の背に乗って竜宮へ行きました。
亀に乗って竜宮へ行った浦島太郎伝説が、月神信仰と結び付くことから、「亀」とは月神であると考えます。
「かごめ歌」が籠神社の歌であるなら、「亀」とは籠神社で月神とされている、「豊受大神」のことを表している可能性があります。
豊受大神とは月神であるということで、月読神を奉斎していたのが中臣氏(後の藤原氏)であることを、以前の記事で書きました。
そして、元伊勢と言われる豊受大神社の神職を継承しているのも、藤原氏であるということです。
そのため、「豊受大神」と言えば「藤原氏」のことが想起され、「亀」とは「藤原氏」のことを暗示しているのではないか、と仮定できます。
それでは、鶴と亀が「すべる」とはどのような意味でしょうか。
「すべる」とは、位を退くという意味があるようです。
今この時代に、天皇家と藤原氏が退いた後、後ろの正面にいるのは誰でしょうか。
今年からは神様がこの世を統治する時代になったので、サタンや悪人を完全に滅ぼすことが可能になった。だから、これまで以上に彼らの滅びを祈り、彼らをこの世から完全に根絶やしにしなさい。
2023年に入ると、悪の力は急速に衰え、義の力が強力にこの世を動かすようになる。世の中が神様の御心にかなった世界へと急速に変化していくだろう。
神様がこの世を統治するようになれば、義を行う力も豊かに与えられ、義を行ってこそ多大なメリットが得られることがはっきりと分かるようになるから、誰もが易しく義を行えるようになる。
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