もう迷わない!グラスワインの頼み方(生産地編)
こんにちは!ワインLOVERのかおりんです。
たくさんある記事からこちらをご覧いただき、ありがとうございます。
いつもレストランでワインを注文する時、どのワインを選べば良いか悩むことはありませんか?
私には妹がいますが、彼女はいつも食べているお料理のお写真とワインリストを写真に撮って私にメール添付で送り「今こんな感じだけど合うワイン選んで」と連絡してきます。笑
こんな便利屋さん(=私)が近くにいれば悩むこともないですが、あなたの周りにワインLOVERがいるとも限らないかと思いますので、それでは、ご自身で選ぶことができるよう、本日は「もう迷わない!グラスワインの頼み方(生産地編)」についてお話しします。
ワインを選ぶには生産地・ブドウ品種・ヴィンテージ
ワインを選ぶ時、私がいつも見るのは生産地・ブドウ品種・ヴィンテージ、この3つだけです。
どうしてかというと、生産地(国・エリア)がわかれば、ワインの特徴がわかり、ブドウ品種がわかれば、ワインのテイストが予想でき、ヴィンテージがわかれば良年か否か、が分かるからです。
ですが、この3条件で大体のワインの味わいを予想できるようになるまでには、非常に時間がかかります。
そのため、本日は、生産地にスポットを当て、これさえわかれば大丈夫!というポイントを、まずはご紹介しようと思います。
生産地の特徴をおさえる
たとえば、同じ日本酒でも、北海道で作られた日本酒と沖縄で作った日本酒(そもそも日本酒が沖縄で造られているかはわからないですが笑)ではお味の印象が異なると思います。
その理由は様々ありますが、まず、土壌が違う。これが一番です。原料となるお米を育てる大地が異なり、気候が異なります。
ワインの原料となるブドウも同じことが言え、フランス産であっても、ボルドー産とブルゴーニュ産では特徴もブドウ品種も全く異なります。
そのため、まずは生産地に注目しましょう!
国の違いを知る(旧・新世界)
ワインの世界には、旧世界と新世界が存在し、旧世界は古き良き時代からワインを生産していた国:フランス、イタリア、など。
旧世界は、近年になってワインの生産が始まった、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、チリ、アルゼンチン、などを指します。
旧世界:フランスで覚えるべき生産地
1、ボルドー
渋みと果実感のバランスが非常によく、中重口〜重口
食事の後半で注文するのが◎
2、ブルゴーニュ
酸と香りのバランスが秀逸、軽口〜中重口
食事の前半で注文するのが◎
お料理の順番からすると、2:ブルゴーニュ、からの1:ボルドーがオススメです。
もちろん他の良産地もありますが、上記の2つの生産地が最も多出のため、ここでは割愛いたします。
旧世界:イタリアで覚えるべき生産地
1、ピエモンテ
イタリア北部、渋みが秀逸、しかしながらフランス・ボルドーほどの気高さはなく親しみやすい
2、カンパーニア
イタリア南部、ボリュームあるテイストではあるが、果実の熟成した豊潤さが相まりながらも旧世界の品を保っている
フランスワインほどの高貴さはいい意味で無く(笑)比較的親しみやすいワインが多いイタリア。困った時にはイタリアワインが間違いない気が私はしています。
国の違いを知る(新世界)
では次に、新世界の特徴をまとめてみましょう。
もちろん、地域ごとの特性はありますが・・・初級編なので、国の特徴で覚えることから始めてみましょう!
アメリカ
ダイナミックな印象、パワフルでボリュームがある
オーストラリア
ワインの性質も明るく陽気、どんな人にも好まれる
ニュージーランド
冷涼な気候から現れる綺麗な酸、中重口
チリ
果実味豊かで力強い、渋みが少なく初心者にも飲みやすい
アルゼンチン
果実味豊かで力強い、渋みが少なく初心者にも飲みやすい
個人的にはニュージーランド以外はしっかりとボリュームのある飲み御楯のあるワインかと思います。
そのため、お食事の前半ではニュージーランド、後半からは、その他新世界のワインを注文されてみるのはいかがでしょうか?
まとめ
本日は「もう迷わない!グラスワインの頼み方(生産地編)」についてお話ししました。
明日は、私のワイン選び3つのポイントのうち2つめ、ブドウ品種についてご紹介します。
まずはワインの概要を少しずつ覚えていくことを目標に、ぜひ「スキ」とフォローをお願いします♡
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