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大人気!オルカンって何ですか?

最近よく聞くワード、オルカン・・・
これって何のこと?をほかの人に説明できる人はそこまで多くないはず。

このオールカントリーというのは略称で、正式には、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」のこと。

と聞いてもよく分からないですよね。
今日は、このオルカンがどういうものなのかを一緒に見てみましょう!


オルカンってなんだ?

冒頭でも述べたように、正式名称は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という長ったらしい名前。
三菱UFJアセットマネジメントが販売している投資信託の1つです。

投資信託とは・・・という新たな疑問が出てきますが、簡単にいうと、プロがまとめて投資運用してくれるお弁当パックのようなもの。

正式には、たくさんの投資家から集めた資金を一つにまとめて、投資の専門家である運用会社が国内外の株式や債券などに分散投資を行い、その運用成果をお客さまに分配する「金融商品」のことです。

オルカンは上記の投資信託の1つなのです。


オルカンのパフォーマンス

じゃあ、なぜ略称が出るくらい有名なのか?ですが、それはやっぱり実績が良いからです。

(引用:日経新聞)

上記は直近5年間の年率リターン。5年平均18.23%という化け物級・・・
昨今の円安、株高を背景にものすごいリターンです。
銀行の定期預金は、ネット銀行で良くても0.5%くらいでしょうか。

そうはいっても、今や山のように投資信託商品が存在しているなかで、なぜオルカンにこれほどまでに人気が集中するのでしょうか?

オルカンの人気の理由

分散の王道

「卵を一つのカゴにもるな」という有名な格言。
言葉のとおり、もしカゴを落としたら卵が全部割れてしまいますよね。
投資の王道は分散して持つこと。

でも普通は個別株のどれがいいのか?それとも株よりも低リスクな債権がいいのか?選択肢が多すぎて悩みます。
それを解決するのがオルカンの名前の由来でもある、この商品1つで世界中に投資ができる手軽さ



圧倒的な手数料の安さ

うまい話には落ちがあると昔から言われたもの。
そうです、投資信託には手数料が掛かります。では気になるオルカンの手数料はいくらなのでしょうか?

(引用)日経新聞

パット見てよく分からないと思いますが、オルカンの手数料は激安です!

購入時の手数料ゼロ、換金時もゼロ。
掛かるのは年間に運用のお礼に支払う「信託報酬」のみ。それも0.057%

これをベースに銀行や他のネット証券で買える投資信託コストを比較すると、他がどれだけボッタくりかが一目瞭然です。
逆に、ここまで良心的な商品は世の中多くありません。

銀行の窓口が丁寧に教えてくれればいいですが、売る側の立場で言えば、売っても手数料が安すぎて儲からないので、人件費をかけて売らない商品。だからこそ買い!と強くお勧めできる商品なのです。


いま投資するべきか?

とは言っても、ここ数年の異常ともいえる円安や、株高によって一時的に高くなっているのではないか?

今買ったら、次の日から暴落が来て損するのではないか?と思い、よい商品だとは認識しつつも手が出せない方もいるのではないのでしょうか。

その通り。暴落が明日起こるかもしれないし、それが何年も続くかもしれない。これは神のみぞ知る、誰もわからないことです。

でも株式の王道は、
①分散
②長期
③低コスト

の3つをベースに長く運用すること。

投資する年齢にもよると思いますが、20年以上運用する時間があるなら、僕は今すぐ運用開始するべきだと思います。

それは複利の力があるから。
この力を理解出来ていれば、明日、半年、1年後の変動は気になりません。見るべき指標は20年後の投資信託の金額がどうなっているのか。

複利の力を侮るなかれ。
あの、アインシュタインが複利を「人類最大の発明」とまだ言っているのです。

敵にすると恐ろしいが、味方にすると、なんとも頼りがいのある複利。
それを活かして、僕はオールカントリーにコツコツ投資しています。

投資ブームにあやかり、これからも色々な投資商品が世に出続けるでしょう。でもやることはシンプル。
①分散、②長期、③低コストをしっかり守って、焦らず、コツコツと続けること。

それの最適解といっても過言ではないのが、今回紹介したオルカンなのです。

最後に、オルカンを保有する握力が、より強くなる本もご紹介します。大きく値が下がったときなど、心が落ち着かないときに読むと、ぐっすり寝れること間違いなしです(笑)






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