仮入部の小技【早く帰る教師術】
1分で読めます。中1の担任の先生へ向けて書きました。
仮入部の期間において、担任の仕事が時短となる、ほんの少しの小技です。
■仮入部の流れ
生徒が、仮入部1日目、2日目、(3日目)に見学したい部活動名を仮入部届に記入する
生徒が仮入部届を切り取って担任に提出する
担任が自分のクラスの生徒が何日目にどこの部活動に行くのかをエクセルの表にまとめる
担任が該当顧問に切り取られた仮入部届を渡す
担任と部の顧問が何日目にだれがどの部を見学するのかを把握することがゴールです。
■めんどくさい事務処理
40名分の生徒が、それぞれ3日間どこの部活に見学を行くのかを、担任がエクセルの表にまとめることがめんどくさい。
ましてや、生徒が仮入部届を切り取って提出するので、40人×3枚=120枚 の小さな仮入部届の紙を管理しないといけないのがだるい。
■切り取るな!
この指示を入れることで、120枚の小さな紙を管理する必要はなくなります。40枚のA4用紙を管理するだけで済みます。
しかも、同一人物の3日間の見学の動きをエクセルの横列に入力しやすくなります。
入力が終われば、裁断機でまとめて40名分の仮入部届を担任が裁断して完了。
■そもそも
一人1台端末のパソコンで生徒に入力させたら、管理がラクになると思う。
でも1年生の4月はまだパソコンは配布できていない時期か。
仮入部を紙ベースで書いて顧問に渡すと、顧問も管理が大変だと思う。バラバラ小さな紙を受け取るより、見学に来る生徒一覧を、紙1枚でもらう方が顧問的には絶対良い。
”生徒に届けを書かせる”という指導は”正式に申し込む感”があって価値があるのかもしれないが、事務処理に時間がかかる。
担任業務の節々に早く帰る教師術を取り入れていきたいものです。
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