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自分の資本とは

こんにちは。#朝渋 の2回目の読書感想文ゼミです。
【余談】どうしても先日の田中みな実さんのプロフェッショナルにまつわるnoteが書きたくてうずうずしていたのですが、先に読書感想文ゼミがやってきました...

今週は「田端信太郎」さんの「これからのお金の教科書」です。↓

この本で書かれているのは、単純な投資の仕方ということよりは根本的に自分の資本を考える、ということに焦点が当たっています。

心に残ったのは

【資本=お金を生み出していく価値】

ということ。すなわち、自分の経験やそれにかけた時間、あるいは株等の投資、そういったものを指しているということ。ただタンスに寝かせていたお金ではない。

それに加えて、もう一つ覚えておきたいのが(当たり前かもしれませんが)


資本は人によって違う。自分なりのリアリティを大事に。

この本を読む前は田端さんはただ大胆な人、というイメージがありましたが、読後+イベント参加後はかなり緻密な人という印象に変わりました。
1回のペイで回収する年数を細かく計算、あるいは自分の移動時間が一体いくらなのかを計算して、移動手段を考える等、お金にかなり厳格。

勿論お金について考えるときは、自分のライフスタイル(家族の生活形態)、あるいは自分の仕事について考慮することが重要。

ですので朝渋講演イベントの際、単純に質問コーナーを設けるのではなく、「公開お金相談」という形をとられました。それは上記の通り、ひとりひとりの生活状況が違うので一概にこたえられないとのこと。なるほどなぁと思いました。他人とお金の相談をする事をあまりしないのは(できない。タブーと皆さん繰り返されておりましたが)正直、自分の状況と周囲の方の財政状況が違うこともあるのかなーと考えました。
ですので自分の方向性等今後のライフスタイルもよく考えておく必要がありますね。

一方でしきりに田端さんがおっしゃっていたのは、マスターカードのCMの通り

「お金で買えないものもある」

とのこと。それは自分の経験等。それこそが最初に戻りますが、「資本」ですね。結局物質的なお金を求めたとしても、本当の意味でお金持ちになれない、自分の価値を上げていくことが本当の意味で(結果的に)お金を得ていく近道になるんでしょう。

そういう意味で自分にとっての資本はなにか、自分はいったい何者なのか、自分をどのようにたらしめたいのか、常に「自分の器」を振り返りたいと思う良い機会でした。




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