悲しい経験も嫌いな自分もすべて、「誰かのため」に活きてゆく #THECOACH
前回に引き続き、THE COACHの応用コースA「Resourceful Coaching」を受講しております。
「Resourceful Coaching」とは、自分自身に本来備わっているリソースを自覚し、その力を発揮することでビジョンを体現して活きるためのコーチングのこと。
前回は自分が持っているリソース(経験・性格・価値観など)に気づき、自覚的になるようなワークをしました。
今回は、実際のセッションを通して、逆に相手が持っているリソースをどんどん引き出していき、具体的に活用していくところまで落とし込んでいく…というものをやりました。
「で、そのリソースをどう使ってくの?????」ってことですね。
いきなり具体に落とすんかい〜
これまで学んできたことって、漠然とした質問が多かったんですよね。
「今の自分をイメージしてみてください。どんな感じがしますか?」とか、「何だかワクワクした感じがしますね!」とか、「内なる声は何て言ってますか?」とか。ホワホワ〜としたもの。
それがここに来て突然、超具体的なアクションに落ちていきます。
めっちゃ具体やな。
とはいえ、わたしはどちらかというと、具体の質問のほうが得意なので、そこはやりやすかった一方で、いきなり現実に突き落としていいのかなぁという迷いも生まれました。
高低差で耳キーンなりますよ。「今、青空の下で原っぱに寝そべってます〜」みたいなファンシーな景色を想像させた先に、「で、次どうする?」みたいな(笑)。
でも、未来のことを話していくなかで、「じゃあこうしてみようかな」「行動を起こしてみようかな」と相手が勝手に気づいていくのもまた面白くて。これを「クリエイティブテンション」と言うんですけど。
大事な気づきを得たら、思いきって行動に進むための第一歩を踏み出さないとね。もちろん、「このままがいい」も立派な気づきだと思うから、改めて大地を踏み締めるでもいいと思うんですよ。
ここの流れが「唐突」ではなく「スムーズ」にいけると良さそう。
辛い過去も経験も、自分のリソースは120%使える
今回のコースでは、自分が持っているものに自覚的になることが大切だったんだけど、ポジティブであれ、ネガティブであれ、それもまた自分の一部。
そして、経験が色濃くあればあるほど、コーチという職業ではそれが活きるんですよね。これって、めちゃめちゃ救われませんか。
わたしは、悲しいことや苦しいことは、経験しなくてもいいのなら、知らないままでいいと思っているのですが、否が応でも経験しなくちゃならないときもある。
それを経験した瞬間は、「マジ最悪なんだが」「なんでわたしがこんな目に…」とどん底にいるような気分になるけど、それがすべて糧にできるコーチという職業、希望がありすぎますね。
変な話、相手の相談ごとに対して、すべて共感できないこともあると思います。「正直、経験したことがないからわからないな…」と思うこともあるはずだけど、わたしたちはあくまでコーチであってコンサルではないので、わからなくてもやらなきゃいけない。
でも、わたしは、できることなら寄り添いたいし、共感したい。
そのために今自分が持っているものを120%活かせたらいいなと思うし、これからもたくさんの経験をして知識を入れていきたい。
そういう意味では、経験豊富な人や、年齢を重ねた人など、リソースをたっぷり持っている人ほど、豊かなコーチングができるのかもしれないな〜と思うなどしました。
▼前回までの学び
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