“しんどい”を笑いあえたなら
何もよくわからないなか、新卒から異業職に転職してきたわたしをあたたかく迎えてくれた。
そんなメンバーたちと久々に会ってきた。
ここでは語り尽くせないくらい、本当にしんどかったときとか、眠れない夜を越えたりとか、自分何やってるんだろーとか思ったりとか、そんないくつもの日々を乗り越えて、今はみんな笑っている。
印象深いのは、転職してすぐに、直属のトレーナーさんが家族水入らずのハワイ旅行へと旅立ってしまって、「あーーー先輩すみません!!でも聞ける人がいなくて…すみません!!!」と時差を気にしつつ申し訳ないと思いつつチャットを送ったことだったりとか。
アイディアが出なくてみんなでへとへとになりながら明け方にラーメンを啜った日とか。
そんな日々をみんな口々に「楽しかったよねぇ」と言う。
楽しかったよねぇ、そう言えることってとても尊い。だからわたしはこの、仕事にストイックで、忙しくても仲間にはちゃんと手を差し伸べられて、いろんな高い山を超えてきた人たちが大好きでたまらない。
もうそこには”しんどい”の記憶はあまり残ってなくて、”楽しかった”がごろごろと転がっている。
大切た人にも、家族にも、誰にも分つことができない特別な時間。
「ただ働いているだけじゃん」
と思われるかもしれないけど、その「ただ働いているだけじゃん」のときを、この人たちと過ごせて本当に良かったなと思う。
しんどいときは、いつか笑い話になると言うけれど、本当に笑い話になる。
がむしゃらに歩く道も、誰かと歩く道だったらきっと楽しい道に変わっていく。
一緒に働く人って本当に大事だな、と思う。
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