デジハリ超実践コースのクライアントワークの流れについて
こんにちは、ゆぴ(@milkprincess17)です!
このマガジンは、2020年6月生として、デジタルハリウッドの『Webデザイナー専攻 超実践型 就職・転職プラン』に入学したわたしが、一人前のWebデザイナーになるまでの軌跡を綴っていくマガジンです。
今回は、デジハリの「超実践コース」について話そうと思います。
わたしが今デジハリで受けている超実践コースには、クライアントワークが紙とWebの2種類ついてくるのですが、これがまぁカツカツのスケジュールで…(笑)。
もちろん、相手は本物の企業だし、制作物はちゃんと使ってもらえる前提で進めるので、正真正銘のクライアントワークなので中途半端なものは出せません。
ざっくりとした流れは下記です。
1. 案件内容の整理
2. クライアントにヒアリング
3. イメージ収集
4. コンセプト設定
5. ワイヤーフレーム作成(プレゼンあり)
6. デザイン(プレゼンあり)
7. コーディング
8. プレゼン
「超実践」なので、クライアントにヒアリングするところから、設計から、資料作成から、プレゼンから、全部やります。
これを、実質1ヶ月半くらいで進めるので、も〜てんやわんやです。
普段の仕事をこなしながら進めていくので、スケジュールが厳しいのはもちろん、クライアントからのフィードバックも厳しいし、プレゼン時間配分も厳しい(3分をオーバーしたらアウト)。
プレゼンを含めた評価なので、資料や話し方にもきちんと気を配らなくてはならないし、Webデザイナーとして求められるスキルって多々あるんだなぁ…と痛感させられます。
デザイン面では、自分で情報収集をしてデザインに落とし込むなんて、まぁ当たり前だけど動画教材では教えてくれないし、コーディングも動画教材で学んだものだけでは全然まかないきれないので調べまくる必要があります。
プレゼンでは、どんなコンセプトなのか、どうしてこの色やフォントなのか、クライアントのゴールを満たせているのかを体系的に説明しなくてはいけません。
こんなことを言っちゃアレですが、動画教材にあんまり期待しちゃダメ。
たとえば、ワイヤーフレームなどはみんなAdobeXDで作っているのですが、AdobeXDの動画教材はないので、みんな独学で会得しています。
何なら、動画教材ではPhotoshopでデザイン制作をするのに、ほとんどの人がAdobeXDで提出していました。わたしもPhotoshop1ミリも触らなかったわい。
超実践でクライアントワークをやってみて、動画教材は基礎知識50%ぐらいを提供してくれるもの、残りの50%は自分で調べて学び取れって感じなんだな…と思いました。
正直めっちゃスパルタです。
1発目の紙のクライアントワークでは、そもそもイラレの使い方も「丸の作り方」「色の塗り方」「アウトライン化」などのリファレンス教材しかないのに、いきなりデザインを進めないといけないのでめちゃくちゃ使い方を調べながらやっていました。
最初は、教材がすべて教えてくれるものだと思っていたので、何度もリファレンス動画を見ては、「わたしのやりたいことが教材内では実現できないんだが…」と嘆いていました。
そんななか、同じクラスのみんなが未経験とは思えないほどハイクオリティーな成果物を出してきてめちゃくちゃヘコみます。
クライアントも、結構辛辣な意見をズバズバ言ってきます。
最終日のプレゼンでは、体調不良で欠席の人も何名かいたし、正直ついて来れない人も多いのでは…?
実際に、トレーナーさんもよく「超実践は厳しいよ」と言っています。
ただ、わたしはそれでも超実践にして良かったと思っています。
理由は下記。
1. 絶大な尻叩き効果でスキルアップ
2. メンバーの存在が刺激に
3. 同テーマで違う制作物が見れて勉強になる
4. 実践で使えるスキルが身に付く
5. すぐにクライアントワークに着手できる
わたしは定期的な授業があることで、なんとか進めてくることができたし、メンバーの制作物を見ることは本当に勉強になったし、クライアントワークの流れを身を以て体感することができたので、超実践じゃなきゃここまでモチベーションを保ったまま続けられなかったんじゃないかな…。
「置いていかれるとヤバい」という気持ちが、短期間で自分を成長させてくれました。
なので、もし迷っている人がいたら、ちょっとお高いけれど「超実践」を選んでほしいです。
スパルタ。でも確実にスキルが身につきます。
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