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英語ペラペラになるために、わたしは文法をいったん捨てた

先日、セブに行って参りまして。

そのときに、たまたまフィリピンに語学留学しているフレンズと行動をともにしていたんだけど、彼女からはいろいろと刺激を受けることが多かった。

まず、英語がまったく喋れない。

…にも関わらず、海外に行きまくっているので、「今までどうやって生活していたの!?」と驚くことばかり。

一方で、彼女は表情豊かでリアクションも大きく、そのせいか話している相手がとても楽しそうなのである。

わたしのなかで、「英語がペラペラになれる人の条件」はこれだ。とにかく人とのコミュニケーションが楽しめること。

わたしが高校生のとき、クラスに途中編入してきた中国人の男の子がいたのだが、彼は滅茶苦茶Englishながらも人に絡みまくり、気付けばあっという間にペラペラと喋るようになっていったのを目の当たりにした。

一方で、彼女には「英語を喋って、意味わかんないって思われたらどうしよう…」と怖がっているような一面もあって、それは少し前の自分を彷彿とさせた。

そうなんだよ〜〜〜!聞き返されるって、すごく怖いことなんだよ〜!

だからこそ、彼女は毎日コツコツと文法と英単語を勉強していた。実際に、どんなにハードなアクティビティツアーに参加した夜でも、ずっと机に向かっていて、わたしはその背中を見ていた。

1日100単語覚えてた

もちろん英単語も文法もとっても大事だと思う。語彙力があればそれだけ表現の幅は広がるから。

でも、「これって何て言うんだっけ?」「これって過去分詞だっけ?」と悩んで喋れなくなるぐらいなら、こだわりを捨てて喋ってみたほうが上達は絶対に早い。

実際にわたしがそうだった。

中2で渡米したわたしは、英検3級を持っていたことも相まって、中途半端に文法にこだわりすぎた結果、何も喋れなかった。

一方で、文法も単語もよくわかっていない弟や妹たちは、場数を踏んでどんどん喋れるようになっていったのだ。

そしてわたしは不貞腐れて、英語の勉強も喋ることも諦めたのである。

でも、冷静に考えてみれば、日本語だって、「わたし食べたいな、ケーキを」と言っても伝わるわけだし、若者たちの喋り言葉に文法もクソもない。気にしているのって、自分だけだったりするのだ。

「だから、テキトーEnglishでも、とにかく喋ってみなよ〜!」とどの面下げて言うてんねん、と思いつつ、あえて友人に英語を喋らせて、見守ったりして、あ、自分見守る余裕とかあるんだな、とか感じたりした。

彼女には、コツコツ努力を積み重ねる胆力がある。毎日文法と単語を覚えつつ、でもこだわりすぎずに、とにかくジャンジャン人と話していくことで、きっとすぐにわたしなんか追い越して、ペラッペラになるんだろうな〜!

実際に、語学留学前の動画を見せてもらったけど、着実に喋れるようになっていた。努力は裏切らないね! 次に会うのがとても楽しみ。

わたしはといえば、相変わらず語彙力はまったく増えていないし、予約を忘れて今週はオンラインレッスンを受けられなかったけれど、セブでいろんな人と話したおかげで、着実に自信がついてきているのを実感している。

ちょっぴりの知識とたっぷりの自信と、人と話したいという気持ち。

側から見たら、変な英語を喋ってるのかもしれないけど、相手がニコニコ聞いてるからオッケー!

そんな感じで引き続きコミュニケーションを楽しんでいきたいな。

※こちらの記事は90 Englishの #pr 記事となります

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