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書籍『 #書く習慣』ができるまで

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2021.08.31に発売した処女作『 #書く習慣 』。 お声がけいただいてから、実際に執筆し、みなさまに届けてから届けたあとまでのお話をまとめました。
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#毎日

「書くこと」を好きになりたい人のための本ができました。

あれは2020年の5月のことでした。 それまで取材にイベントに駆けまわるような日々を過ごしていた駆け出しフリーランスのわたしの生活は、外出自粛によって一変しました。 いつものように「書くべき」仕事の原稿が手元にない。突然ぽっかりと空いたスケジュールを見つめながら、ううむ、この有り余る時間をどうしようかしらと悩みました。 ずーっと家に引きこもったまま過ごす、代わり映えのない毎日。唯一の楽しみは、せいぜい凝った食事を作って食べることか、アニメや漫画などの娯楽に浸ること。

わたしが書いて”くれた”note

自分の感情を残しておきたくてつらつら書いているこのnote。 気付いたら自分のためだけじゃなく、誰かに届いていたnote。 先日、こんなコメントをもらってすごく嬉しかったのを覚えている。 「書いた」はただの事象だけど、「書いてくれる」は、たぶんその人にとって「良いこと」なのだという証。 正直に言ってしまえば、公に出ているライティングの仕事は、取材相手や編集さん、媒体がすごいのであって、わたしにとっては錯覚資産だと思っている。 すごい人の言葉は、もうそれだけですごい。

発信で「呪い」を「魔法」に変えていく

わーんめっちゃ嬉しいよー!インフルエンスしたよー! 「永遠の17歳でもやさしく生きられる世界がほしい」という私利私欲にまみれた思いで始めた私の発信活動ですが、こうして誰かの人生をちょっとだけでも変えることになろうとは。 「わたし永遠の17歳になるわ」と決意したときの14歳のわたしには思いもよらなかったでしょう。 でも、自分のなかでは実は、「17歳」というのは一種の呪いだなぁと思うこともありました。 何か物事を考えるときに、「17歳はこうは言わないな」とか、飲み会で「1

ライターに「文章力」は必要なのか?

「ライター」というのは定義が難しい職業のひとつだと思う。 「文章を書く」という行為自体は、おそらく誰もが小学生のときに体験しているので、「何か書け」と言われたら何かしら書けると思う。 わたしは、ずっとライターになりたかった人間のひとりではあったけど、「ブロガー」で止まっていた。 そこを、新R25の面接のときに「ブログ」を、ポートフォリオにして最終的に「ライター」になった。 そんなことからもわかるように、ブロガーとライターは定義が曖昧だ。 「書く」という行為自体に何ら

難しい言葉を使いたがる大人へ

ものすっごいアホなので、実は人の言っていることが半分くらいしかわかっていないときがある。(暴露) 最近は何だ、レバレッジ?みたいな言葉がよくわからなかった。たぶん、見返りとか余裕とか幅みたいな意味だと信じている。よくわからないけどレバレッジを効かせると良いことだけはわかった。 それはともかく、わたしがビジネス書を嫌う理由のひとつとして、謎の横文字が多いことが挙げられる。 何なら、サイバーに入社したときも同じことを思った。 「ピボット」とか「アジェンダ」とか横文字が飛び

毎日更新は1バズに匹敵する。noteを1ヶ月毎日更新してみた

特に意味はないけど、ふと「やってみよう」と思い立ってnoteを1ヶ月毎日更新してみた。 ノウハウではなく、ぜんぶ日記に振り切った、900字くらいのnoteを毎日。 そこで得たことや気づきなどをちょろっとまとめてみる。 PVが10000上がった こちらが1ヶ月前のPV。noteはちょこちょこ書いていたけど、写真だけを載せるnoteや週報も含んでいたので、日記だけだと15本くらい。 こちらが毎日更新したときのPV。当たり前だけどいっぱい更新したほうが人の目にとまりやすい