死神は色々な人物として現れる~初期のTwilight Zoneにみる死神として現れるキャラクターについて

画像1 ヒッチハイカーとして現れた死神。TVシリーズ "Twilight Zone" 初代をご存知でしょうか?
画像2 エピソード One For The Angels (1959): 老セールスマンの所に現れたダークスーツ姿の死神。まるでIRS (連邦税務局)の役人かFBIのエージェントみたい。勿論老セールスマン以外には見えないという設定。"お迎えに来ました"と。
画像3 老セールスマンは '一生最高のセールストークをするまで まだ死なないよ' とごねる。まあ彼は 日本でいえば いわば寅さんみたいな行商人でオモチャとかネクタイとかをスーツケースに入れてあちこちの道端で売って廻るのが商売。
画像4 仕方なく死神氏は代わりの死人となる人を近所から選ぶ。選ばれたのは老セールスマンの友達 で一緒に話をしている小さい女の子。"あんたがごねるから代わりを連れて帰るよ" と。女の子は彼のアパートの前で車にひかれ意識がなくなる。
画像5 '待ってくれ オレをやっぱり連れていけ!' 死神氏があの世に女の子を連れて帰る時間である12時を過ぎるまで 老セールスマンのセールストークに氏は聞き入る事となる。12時を過ぎ 死神氏は老セールスマンをあの世に連れて帰る。
画像6 Hitch Hiker (1960): 27才の彼女はNew Yorkから出発しLos Angelesに向かう。1回 車のタイヤがパンク、整備士を呼んで直してもらう。整備士: '良くこの高速状態でパンクして何とも無かったね!下手すりゃ霊柩車が来なければいけない所だったに違いない' と。それから このヒッチハイカーが行く先さきにて現れる様になる。
画像7 今では既に旧道となって何十年も経つ いわば 'ルート66' を 1959年型 Mercury Montereyで旅するという設定。
画像8 彼女の行く先さきでこの同じヒッチハイカーに会う。泊まり先で母親に電話をするが 「病院で寝込んだきり」だという。何と娘が交通事故死したと! その内危険を感じ出し そのヒッチハイカーをひいてしまうがまた現れ "あの世はあっちだよ" と。
画像9 Nothing in the dark (1962): 取り壊しが決まったアパートに何時までも居座る老女。'誰か来たらそれは死神だ!'と信じている。そこに外で銃声がして 彼女のドアの前に傷ついた若い警官(若き日のロバート レッドフォード)が倒れている。"どうか助けて下さい 犯人に撃たれてしまいました" 恐る恐る彼を部屋に入れて看病することに。
画像10 "助けてもらって有難う 実は私は死神なのです 一緒に参りましょう"... この話は あの 斎藤一人さんのお話の中に突然出てきてビックリ!
画像11 これらのシリーズの製作者 Rod Serling氏
画像12 Serling氏は第二次世界大戦に従軍し重症を負い多数の戦友を失くしていた。それらの死に向かい合った体験からストーリーを作成していたそうだ。

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