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自己ブランディング

ゆとり世代はSNSが産んだ申し子である。

自己顕示欲が非常に高く。そして、自己プロモーションが非常に得意なのだ。

思い返してみると、、、

私が小学生の時に携帯が折りたたみ式からスライド式に携帯が代わり始めた。ネットも拡充されて携帯サイトが流行った。特に待受画像をダウンロードする子供が増え、「カナヘイ」と聞けば世代の子達は懐かしさを覚えるだろう。カナヘイの画像や動画を保存する子達が増え始めた。チェーンメールという不幸の手紙のような数珠つなぎのメールも流行り始めた。中学生にあがると「魔法ランド」という携帯小説を読む学生が急増。その中でも、「恋空」は社会現象だったと思う。また各中学校に学校裏サイトなるものが存在し、親や先生が介入できないところでのコミュニティが広がり、目が行き何処らないところの誹謗中傷が大きな社会問題となった。

話は戻りますが、
特に私たちの世代のSNSといえば、、、

「前略プロフィール」である。ここから、大SNS時代の幕開けが始まったかのように思う。


高校にあがるとみんなやっていた。私はやらなかった。あえて、やらなかった。自分がこんな人間だということをSNSの情報だけで決めつけて欲しくなかったからだ。私は少し歪んだ性格の持ち主だったので、クラスの80パーセントが行なっているプロフをあえて作らないということで自分自身の付加価値を上げるという戦略をとった。これもまたブランディングだ。中途半端にやって、こんな人間と思われたくなかったのだ。だいぶ面倒いタイプの人間だ。いや、頭が堅いタイプの人間だ。あえてやらないという選択肢を取ることによって、「直接会話してみたい」という興味が膨らみ、「どんな人なんだろう」というミステリアスな部分が強調され人としての価値が高くなると考えたからだ。

ただ、周りがやっている中自分だけやらないというのは非常に忍耐のいる作業だった。正直、友達同士はSNSを通じてより仲が深まっていた。何度も手を出しそうになった。いま思うと、この判断は間違っていたかのように思う。SNSの中では他の友達の中に自分が紹介されることによって自分の価値が上がると考えている人もいた。できるだけ、たくさんプリクラを撮って。できるだけ、写真を撮って。自分が学校の中心人物かのように振る舞うのだ。(歪んだ私の個人主観)そのため、SNSをやっていない私にはあまり価値がなく、仲良しアピールをできる空間を共有できる友達を選別して選ぶのだ。より周りからの情報で私をアピールしてくれる人。これらを好んで付き合うのだ。「ファミリー」とか「チーム〇〇」と使って、より仲間感をアピールするのだ。(歪んだ私の妄想と憶測。そもそも私には友達が少なかったので上記の内容は当時私の苦手なタイプの人間を思い返して綴っています。)ここまでくると、ただの皮肉を書き綴っているだけなのでこのへんでやめときます。仲間内に上手く入れずに本当はこの位置にいたはずなのにと思いを募らせている当時の私が歯止めをかけました。すみません。反省します。笑

そして、高校最後の年になると「mixi」が流行った。これは、馴染みの多い人もいるはず。そのころには私も手を出していた。同時期に、「twitter」が流行り「facebook」が流行。そして極め付けが「インスタグラム」。これがSNSの申し子という由縁なのである。

周りの子達はSNSを通じて、自分をアピールするのが非常に上手かった。

みんな自分をわかって欲しいのだ。自分という人間をあえてみんなに提言することによって、自分をよりいい形でブランディングできる。とゆうか大きくみせたいのである。普段の私をより補完的により魅力的に創り上げるのだ。マウンティングもたくさん行われていた。私はこんなに友達がいます。私はこんなに楽しい毎日を送っています。私は幸せです。「私は、、私は、、、。」こんなことが日常的に行われている。今もなお。自己顕示欲のモンスターとはこのことである。

そして私もそうなのである。教室の隅から眺めているようで、眺めている私をアピールしているのである。私はこの人たちとは違う人間だということを、この場で書くことによって周知してもらうのである。

これもまたブランディング。

自己ブランディングの極意。

そして人はみんな一緒だと気づく。笑

人類初の宇宙飛行士の
ユーリィ・ガーガリンは言った。
「地球は青かった」
(和訳に諸説ありだが。)

大きくみればみんな変わらないないのである。
青い地球に異色が紛れているだけのこと。

、、、この暗喩は何も意味を成さない。
ただ、偉人の言葉を借りてかっこよくきめたかっただけなので余計に解釈が難しくなっていたら申し訳ないです。

これで終わります。


私ごとですが、、
給料が決まりました。なぜか上がっていました。ボーナスもでるみたいです。そして上がっていました。最良企業でした。ありがとうござます。コロナ下で打撃を受けた部門だったので不安でしたが他の部門が頑張ってくれたみたいです。ありがとうござます。

、、、こうゆうことを、書く私は自己顕示欲の塊だと気づかされる。snsの申し子!平成が生んだゆとりモンスター。笑