齋藤孝『図解 渋沢栄一と「論語と算盤」』を読む。

渋沢栄一のことを知るなら、まずはこの本を読むのが良さそう。
そう思って読んで、正解でした。

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この一冊で、渋沢の人生をたどり、
『論語と算盤』の内容を学ぶことができるのですから。

道徳(論語)と商売(算盤)という一見相容れないものを、
どのように解釈、実践して両立させるか、
いまのこれからの時代にも必要な考えだと思いました。

渋沢栄一が、このように生きていなかったら、
いまの日本は大きく変わっていたでしょう。

この本を多くの人が読み、
渋沢栄一の考えに多くの人が触れ、
これからの日本を担って欲しいと願います。

私は、この本を読み、
「常識とは、知・情・意のバランスがとれた状態」であること、
「栄一の時代以上に、社会の多数に益するとはどういうことなのかを考えなければいけない時代に生きて」いることを、
胸に刻みたいと思いました。

さらに、栄一が尊敬の念を抱いていた佐藤一斎の本について書かれている
『最強の人生指南書 佐藤一斎「言志四録」を読む』(祥伝社新書)
日米でそれぞれ資本主義の父と言われてきた二人の
『渋沢栄一とフランクリン』(致知出版社)なども、
あわせて読みたいと思いました。

それから、前回の投稿で、
「えんぴつで」シリーズの奥の細道をやりたいと言っていたのですが、
その前に、論語をやってみたいと思ったのでした。

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